ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Maudie 観ました

Maudie

f:id:nykanjin:20170729150650j:plain

実在したNova Scotiaのアーティスト Maud Lewisさんの半生を描きます。カラフルでシンプル、絵本の挿絵のような絵にMaudさんの純真さが表れています。

f:id:nykanjin:20170729150649j:plain f:id:nykanjin:20170730041933j:plain

1930年代半ばの夫との出会いから結婚、そして1970年の彼女の死まで、主演女優Sally Hawkinsが先天性関節炎に侵された不自由な身体で、親戚の冷たい眼を逃れて自立して生きようとする純真なMaudさんを好演しています。

絵の好きな私は、シャイな感じでも積極的なMaudさんに吸い込まれるように共鳴し、同情し、そして頑なな夫の心を溶かす純粋さに涙が止まらず、鼻が赤くなるほどティシューで拭きながら観ていました。フォーレストガンプを観た時のように純真さに打たれる感情が湧き上がってきました。

1930年代に5ドルだった彼女の作品、今は競売で2万ドル前後で落札されているようです。私のイラストも今は無価値ですが、死後に認められて数万ドルで取引されるようになる...なぁんて一人想像してニヤニヤ(笑)。

Dunkirk 観ました

最近は映画を観ても感想を書く気が起こらないことが多くなりました。更に老化でエネルギーがなくなり、ここへの書き込みもだんだん少なくなってきています。

いままでは観た作品全部ガムシャラに書いていましたが、これからは何か感じた時だけ書くようにします。先週金曜日Dunkirkを観ました。

Dunkirk

f:id:nykanjin:20170724095206j:plain

クリストファーノーラン監督の作品はいつも前評判が高いところがクセモノ。これもかなり高い評価を受けていました。私はInceptionで懲りているので、この作品も期待しないでいました。

確かにテクニックは良いのかもしれませんが、セリフが少ないためか戦闘シーンが私にはやや分かりにくかったです。兵士たちの目を通して描かれているため、兵士たちがどんなに苦しい思いをしたかは伝わってきますが、史実にある感動的な市民の命を懸けた協力が殆ど表現されておらず、この作品ではそれほど私の胸に響いてきませんでした。ただ、市民の船主で父親役のMark Rylanceの抑えた演技が燻銀のように光ります。

ダンケルクの出来事を簡単に説明すると、第二次大戦中、ドイツ軍がフランスへ攻め込み、形勢不利になった英軍は兵士をダンケルクの港に避難させ、そこから40万の兵士を英国へ戻すことになったのです。しかし英国軍側は40万人もの兵士を運ぶ船が準備できず、それを知った英国市民たちが自分たちの船や小舟を繰り出し、弾丸降る中、ドーバー海峡を突き進み、約35万人もの兵士を運ぶのを助けたという話。かなりの市民が弾丸の犠牲になったそうです。

お詫び:私はダンケルク市民が主な救助に出たのかと誤解していましたが、愛国心の強い英国市民が英国からダンケルクに向けて自分たちの船を出し敵弾降る海峡を進んだとあとで分かり、上記の感想に少し手を入れて書き直しました。お詫びし訂正します。

反省はしても後悔はしない

『人生にはいろいろあるよ。反省はしても後悔はしないこった』

YouTubeで日本の推理ドラマをみていたら、こんなセリフがありました。

最近、自分の若い頃の無知で未経験な言動がふっふっと思い出され、その度、『穴があったら入りたい』とはこういう気持かと思わせる、苦痛なほどの恥じ入りを感じることが度々あるのです。あまりに馬鹿で、それが自分であったことを打ち消したい気持になるのか、ガッとかグヮッとかいう唸り声が出てしまう私です。人間は死期が近づくと人生を振り返って、自分の馬鹿さ加減を思い出し、反省するようになっているのでしょうかしらん。

そして『反省はしても後悔はしない』という言葉に、ああ、そうか、と思ったのです。

後悔先に立たず。後で悔やみ続けてもどうしようもない。だから反省すること。反省してそこから何某かでも学ぶことなんだな、と思いました。ま、私が学んだことは自分がどれだけ馬鹿であったかということばかりなんですけど。馬鹿であることをヒシと認められるようになっただけでも学びの第一歩だと思います。

自分が馬鹿であることを知るのは苦しいです。特に私は、若い頃、自分は人より優れてる、と思いたい時期がありました。そしてそれを否定しなければならないことは、まるで死刑宣告のように恐ろしかったので、知ったかぶりをして自分を誤魔化していました。だから進歩がありませんでした。人の所為にしてはいけませんが、これは母親の育て方が大きく影響していたと思います。頭の悪い私は母の呪縛から脱皮することを知らず、それが自分の性格であると思い込んでいました。今やっと呪縛から解け始め、そしてすっかり解けたら、次に生まれ変わる時は猫になれるかも知れないです。

ページの背景写真

ページのデザインをアチコチみてみました。

自分の写真を背景に出来るようなので、濃い緑の写真を探してみました。

コスタリカの温泉の1つで、とても綺麗に撮れた写真があったので貼ってみました。

ちょっと煩い感じなので、また適当なものが見つかったら変更するつもりです。

はてな「ブログ」に変更しました

はてなさんのダイアリー様式にいろいろ制限が出始めたのでブログ様式に変更しました。ダイアリーとブログの違いは全く分かりません。

昔々、使っていた無料サービスのサイトが内容変更するという通知をワタクシ事情があって知らずにいたら、書き込みと自作イラストと動画のデータを全部削除されてしまった経緯があるのです。今回は、その時のように何もせずにいてデータをなくすかも知れないという不安を感じたので、ブログ様式にしてみたのです。

今のところ形式に慣れないので、デザインやカラーの選択が上手くいきません。慣れてきたら、私の好きな緑色系統のバックグラウンドにしたいと思ってます。

 

相棒の白内障手術 左眼

今朝一番で相棒に付き添って左目の手術のため病院に行きました。担当外科医の身内に不幸があったため6月に予定されていた2回目の手術が7月の今日まで延期になっていたのです。

4月24日の最初の右目の手術の書き込みを読み直して、手術の日の様子を少し思い出しました。今回も先回とほとんど同じでした。この手術で同時に乱視も治るようにしてもらったので、相棒は両眼の乱視もなくなり、コンタクトも要らなくなります。
手術後1時間ほどして帰宅が許されました。二人とも朝から午後1時過ぎまで何も食べていなかったのでかなり空腹でした。帰宅してすぐ昼食を作り、今食べ終わってゆったりしているところです。
前と同じで、相棒は3種類の目薬を日に4度ほど1カ月間ほど点さなければなりません。食後、目薬を点し終わった相棒は麻酔のせいもあり、また緊張も解れ、空腹を満たしたせいで眠っています。睡眠が回復を早めてくれると思います。
明日、相棒に付き添って外科医に術後の経過を診てもらいます。

日を追って

下欄に「日を追って...」と自分で表現しておいて、あとで読み直して「ん?」と思いました。「日ごと、順に」というつもりで「日を、追っていく」と書いたつもりが別の意味に聞こえてしまう。それで下欄の最初の一行を「日付」と直しました。
和風にチョットうやむやで古くさい雰囲気が私好みな表現です。私が使うとしたら「その内、あとで」とみたいな意味合いの時かな。
えっ、どうでもいい? 誰も読んでないのにババァがウジャウジャ言っとる?何言っとるかわからん?