映画

驚愕のTroubadourレリーフ

週末に観た Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot という長い題名の映画でビックリすることがありました。映画の中で、ある小さな暗いバーのシーンがありました。そして入口とバーカウンターの間の壁に飾られている絵画が大きく映し出されたのです。相棒も…

Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot 観ました

Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot 実在した風刺漫画家 John Callahan の自伝を基にした作品。勿論、面白くするためにいろいろ脚色されています。 最初少し時空が行ったり来たりしますが、後半でまとまってきます。十代の頃からアルコール依存症で虚ろ…

Three Identical Strangers 観ました

Three Identical Strangers ドキュメンタリー。三つ子の兄弟が生後間もなくそれぞれ別々の家庭に養子として貰われ育てられていたことが十数年後に偶然明らかになります。初めのうちは会えて大変喜んでいた三つ子ですが、別々に育てられた理由の背景に疑問が…

Nancy 観ました

Nancy Nancyはパーキンソン病を患う母親と惨めな暮らしをしています。その母が急死。ボーっとテレビを見ていたNancyは、ニュースで、誘拐された子供の30年後の想像画像を見かけ、それが自分ではないかと思い始めます。そして子供を誘拐された両親に連絡をと…

最近の映画

最近、Let the sunshine… , The Seagull など、上映の途中で出てきたくなるのを我慢するような作品ばかりに当たり、失望していたところに、昨日も First Reformed という作品をみてがっかりさせられました。もう少し深く掘り下げた作品かと思ったのですが、…

The Seagull 観ました

The Seagull (2018) 子供の頃、チェホフの和訳を読んだことがあります。多分「桜の園」か「三姉妹」のどちらかだったと思います。チェホフが戯曲家とは知らず、会話が芝居がかっていて面白くも何ともないと思ったものでした。読後、気分が悪くなったような気…

Bye Bye Germany 観ました

Bye Bye Germany ベルリンに住むホロコーストの生き残り数人が、米国へ移住するための資金を作ろうとドイツ人相手に商売を始めます。その生き残りのリーダー格が、戦後のナチス制裁の検察で、ナチスに加担した容疑をかけられます。 冗談に出来ない事柄をブラ…

Final Portrait 観ました

Final Portrait ジャコメッティの晩年を一人の米国人ライターの目を通して描いています。 若くハンサムなライターがジャコメッティのモデルを頼まれ、パリでこの著名な彫刻家と過ごした半月を日ごと追って日記のように記しています。 ジェフリーラッシュが気…

The Rider 観ました

The Rider 若者と馬とロデオの織りなすドラマだと思っていたのですが、本人(スー族末裔)とその家族や知り合いが再現しているセミドキュメンタリーでした。 セリフも殆どアドリブというか自然の会話で、特にドラマチックな場面やBGMで盛り上げる小手先的なギ…

Chappaquiddick 観ました

Chappaquiddick 1969年、月着陸成功と時を同じくして事件は起こりました。 テッドケネディが起した車の人身事故でケネディだけが助かり同乗していた女性は亡くなりました。チャパクィディックの細長い入り江の水深はそれほど深くなく、車が沈んでも車体の一…

Journey’s End 観ました

Journey’s End 第一次世界大戦末期、前線一帯に掘られたTrench(塹壕)内の英軍は独軍に押され気味。その塹壕の1つに、士官学校を卒業したばかりの若者が配置されます。その塹壕にいる上司が若者の姉の婚約者。 ま、そういう設定はどうでも、この作品のカメラ…

A Bag of Marbles 観ました

A Bag of Marbles(Un Sac de Billes) 実話、というより本人が書いた自伝を基にした作品。 第二次大戦下、フランス北部にドイツ軍が侵入、その土地のフランス軍がナチスに協力してユダヤ人強制収容に乗り出したためパリ郊外で生活していたユダヤ人家族が離…

週末に観た2本

この二作とも多分日本では公開されないと思います。面白くないです。 7 Days in Entebbe 1976年に起こったハイジャック事件に基づいた作品。シリアスな話であるのに、時々モダンダンスのシーンが挿入されるのですが、奇を衒っただけの無意味なものにしか感じ…

NY市の映画館その後

5年前に『NY市の映画館のイスの汚さ』について書いた事があります。その時は、あることないこと少し大げさに(ユーモアのつもりで)表現したイラストを入れて座席の汚さを伝えました。参考までにこれが5年前に書いた欄のリンクです。 http://nykanjin.hatenabl…

Itzahk と The Death of Stalin 観ました

Itzhak Itzhak Perlmanの日常を追ったドキュメンタリー作品。 奥様との馴れ初め、受賞式、公演、生徒とのレッスンの様子などなど紹介しています。彼のファンであれば興味ある作品だと思います。 あまりクラシックを聴くことのない私ですが Itzhak Perlman (P…

Game Night 観ました

Game Night 最近稀な脚本の面白さがあり、コメディとして最初から最後まで充分楽しめる作品でした。セリフの貧弱な Oh Lucy を観た後だったので、よけいに脚本の力の差を感じました。 ありそうな話で進んで行きますが、二転三転四転とヒネリがあり、最後の最…

Oh Lucy ! 観ました

Oh Lucy ! 相棒が興味を持ったので観てみました。この作品の中の女性は、数年前に観たKUMIKOという映画の女性を思い出させました。ご参考までにKumikoについての私の感想はここ:http://nykanjin.hatenablog.com/entry/20150330/p1 この二つの作品の中の女性…

映画は見たけれど

今までは、下らないことでも何でも書きたい気持が抑えられず、ここによく書き込んでいたものです。映画の感想もやたらと書いていました。しかし、最近、書きたいと思う気持が少なくなって、ブログの更新回数も減ってきているようで申し訳ないです。 きのう映…

Loveless 観ました

Loveless ロシア映画。モスクワに住む離婚間近なカップルの息子が行方不明になる話。 この作品、私の忘れていた幼いころの切ない記憶を思い起こさせたため、感想はかなり個人的で感情的で偏ったものになってしまいました。 出だしから私はこのカップルに腹が…

The 15:17 to Paris 観ました

The 15:17 to Paris 2015年パリ行列車内で実際に起こったテロ事件で、傷つきながらもテロリストを抑えつけた勇敢な米国人男性3人の話。 犯人はかなりの数の弾丸を用意しており、もし阻止されなければ多くの死傷者を出す大惨事に発展していたことは明確です。…

12 Strong 観ました

12 Strong 最初、予告編を見た時は「なんじゃ、馬になんか乗って古臭い作り話でも始めるのか」と軽視していたのですが、事実を基にした作品で、アフガニスタンにおけるたった12人の特殊部隊の活躍と聞いて観ることにしました。 今の世の中、政治の世界では欲…

The Insult 観ました

The Insult ベイルートに住む二人の男性の無意味にも見える対立から、住民たちに根付く他教徒への怒りが法廷まで持ち込まれます。そこでなぜこの男性たちが怒りのために理性を失っているかを弁護士たちが弁証していきます。 その昔、イスラム教徒もキリスト…

Hostiles 観ました

Hostiles 精神的な苦痛と葛藤しながら、意志と相反する使命を全うしようとする北軍兵士を描きます。 私の場合、兵士であることの苦悩は、司馬遼太郎の描く武士を読んでいたその昔に知りました。この作品でも、意志と無関係にインディアンと戦い殺し合わねば…

All the Money in the World 観ました

All the Money in the World 1970年代に実際に起きた事件を基にした作品。イタリアで誘拐されたGetty石油会社の創立者の孫とその身代金を巡っての交渉経過を描きます。 Getty創立者は、当時世界一金持と言っても過言でないほどの富を築いたにも拘らず、ドケ…

Phantom Thread 観ました

NY、この週末も零下二けたの寒さ。若い頃は風邪などひかなかった相棒が週末風邪気味で元気がなくてチョット心配。私としてはもう一日休んで欲しかったですが、相棒は今朝出勤していきました。 Phantom Thread 引退宣言したダニエル・デイ・ルイスの最後の作…

Foxtrot 観ました

今朝、ポートオーソリティで爆発があったというニュースが流れましたが、犯人は捕らえられ、爆発も大きくなく済みました。NY市は物騒な所で、数年前にはチェルシーの2か所で爆発があり、その犯人は捕まってません。今回も個人の犯行と片付けられてしまうかも…

11月末に2本観ました

Darkest Hour この作品はチャーチルの苦悩に焦点を当てています。このところ第二次大戦の同時期を背景にした作品「Dunkirk」や「The King’s Choice」それにこの作品と三作が続けて公開されました。Dunkirkは窮地に陥った英軍兵士たちに、The King’sはノルウ…

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri 観ました

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri ブラックコメディ。長たらしい題名も、あまりにもそのままで、空っと呆けたユーモアの1つ。脚本と俳優たちの演技が相乗効果を出していて最後まで飽きません。 ハリウッド作品によくある観客を見縊(みくび)った姿…

8月末に見た映画

かなり前、8月末頃に観た映画で大した印象も残っていないため、ここに載せる気がしなくていましたが、他になにもないので載せておきます。 The Killing of a Sacred Deer この脚本兼監督はギリシャ人。そのためか神話をべースにしているようです。この監督の…

Loving Vincent 観ました

Loving Vincent ゴッホの個性的な筆のタッチをそのまま表現、彼の色々な絵が各シーンに現れるので、ゴッホファンにとっては美味しい作品になっています。 最初に人間を使って撮った作品に後からその一コマ一コマを絵の具で塗ったように仕上げる、という試み…