映画

Tangerine と Tangerines

ミカンとは関係ない話です。 可笑しなことがありました。 今夜、食事のあと見る映画はないものかと探していた私は Tangerines という作品を見つけたので、相棒に同意確認のメールをしておきました。 しばらくして相棒から電話がかかってきて「その映画、ホモ…

Woman in Gold 観ました

Woman in Gold 「ナチスに略奪された名画」をテーマにした昨年の作品The Monuments Menは漠然としていて胸を打つものがなかったですが、同じテーマでも一個人に絞ったこの作品は興味深かったです。ただし、演出やカメラワークが何となく素人っぽいことや若い…

週末に2本観ました

Kumiko: The Treasurer Hunter Zellner兄弟の脚本監督。作品中Fargo(Coen兄弟製作)を取上げており、ダークユーモアと薄らっとぼけたシーンが入り混じる雰囲気はCoen兄弟の作風にソックリです。 主人公は、まるで脳の発育不全で二歳児程度の判断力のまま成人…

映画館革命リクライニングシート?

私はこのブログにNY市の映画館の汚さをよく書きますが、今回はそれに反する映画館のイスの最新設備を発見しました。マンハッタンのアップタウン東にあるCinema123という映画館でDeli Manを観た時のことです。入場料が少し高めになっていたのは劇場内を改…

Run All Night 観ました

Run All Night Liam Neesonの新作。今度は息子を思う父親の話。殺し屋家業の下卑た男の役で最初はあまりカッコよくありません。Neesonが媚びて金を無心する場面があり、いつもはクールなNeesonが一瞬下卑た男の顔になり、がかりします。が、息子を守る段にな…

The Cobbler 観ました

The Cobbler ファンタジーコメディ。Cobblerとは靴屋修理工のこと。親子代々靴屋を営んできた冴えない男がヒョンなことから凄い宝物を見つけ、平凡な日々が冒険の毎日となります。アダムサンドラーも中年になり、少し落ち着いた作風になっており、大人の童話…

週末3本観ました

最近、頭痛の起こる頻度が多くなっています。いまだに風邪が治っていないからかも知れません。昨日NYは久しぶりに良い天気でした。あ、そして夏時間に変更しました。あまりローカルニュースを見ない私は気がつきませんでしたが、相棒が教えてくれました。…

The Salvation 観ました

デンマーク作品。1870年代、米国へ移民したデンマーク人の男が不運にも西部のアウトロウと出遭い家族を殺されたため一人戦う、という話。ありきたりの筋書きですが、俳優と演出とカメラが最後まで引っ張ってくれます。ちょっとLiam Neeson風な雰囲気を持つ主…

Kingsman: the secret service観ました

先週金曜日、Kingsman観ました。英国作品。特撮を使った作品は好きではないのですが、コメディだし、私たち二人の好きな俳優マイケルケインがチョイ役で出ているので見てみることにしました。マンガをみているようでしたが、洒落た遊びもチラついて、まぁま…

The Loft 観ました

この週末、特にみたい映画もなくて、ジャズでも聴こうと思ったのですが、ミニマムのお酒も飲みたくないし、結局、また無難な映画を探して観ることにしました。まぁ、これなら観てもいいだろうと思ったのがこの推理映画。高級ロフトを5人の既婚男性が情事のた…

Timbuktu (2014) 観ました

私は古い人間なのでTimbuktuと聞くとアーサーキットのミュージカルのリメイクか?と思ってしまったのですが、これはそれとはまったく別の物語でした。サハラ砂漠の村Timbuktu周辺に住むベドウィンの一家族の悲しい物語。少ないセリフで、ゆっくり静かにすす…

週末に2本観ました

A Most Violent Year 1981年のニューヨーク、警察のギャングとの癒着で犯罪は野放し同様、市内は退廃する一方でした。この作品、事業の拡張に努力する一人の事業家とそれを妬む同業者の妨害を描いています。主人公が潔癖過ぎるのが玉に瑕ですが、最近の作品…

オスカー候補

オスカー候補が発表されたと聞いて候補リストをみてみました。意外だったのは年の初めに公開されたにもかかわらずThe Grand Budapest Hotelが忘れられずに候補に上がっていたことです。この作品、ちょっと変わっていて、とても楽しかったこと憶えています。…

週末に2本観ました

Taken3 悪人を大きな手で一捻り、スーパーマン的なシーンを展開する大柄な男の弱味は一人娘。Liam Neesonはまだまだカッコイイですが、さすがに3本目となるとマンネリ化を呈してきます。Taken4をほのめかせるシーンもありましたが、このシリーズはもうこの…

Mr. Turner 観ました

19世紀後半の英国の風景画家で20世紀の印象派に影響を与えたと言われる J.M.W.Turner の人となりを描いた作品。どちらかと言うと頑固で変人ですが、特に悪い人でもないと思いました。歯が汚くて、私としてはとてもロマンチックな人ではないのですが、Turner…

週末にコメディ映画を2本みました

NY、最近ドンヨリした日が続きます。天気が悪いせいか、この街に何かバイ菌が浮遊しているのか、相棒も私も身体がスッキリしない毎日です。この週末も何となくダルくて、映画も真面目なドラマは見る気がせず、軽いコメディでも観ることにしました。Murder of…

The Imitation Game 観ました

英国作品。ドイツ軍が開発した暗号通信機Enigmaの解読にやっきになっていたのが連合軍。特に英軍の情報部は数学の英才たちを募って早期の暗合解読に努力していた事実があったようです。この作品は第二次大戦中、実在した英才で変人の Alan Turing が解読の機…

Birdman 観ました

一人の役者の頭を通してブロードウェイショー舞台裏を描きます。私は役者という職業で理解できないところがあります。「演ずる」ということはつまり「虚」だと思うのですが、それをどこまで「実」に近づけるかが役者の腕の見せ所、ということぐらいまでは分…

The Homesman 観ました

1850年代、ネブラスカの小さな村で過酷な生活のため気が狂ってしまった女性3人、その夫らは狂った妻が手におえず、遠く離れた町の教会に養護してもらうことになり、3人を送り届ける危険な仕事を引き受けたのが一人の独身女性。その女性と風来坊の初老の男が…

週末2本観ました

Before I Go to Sleep 英国ミステリー作品。昔Mementoという作品がありました。この作品と同じく、やはり翌日に記憶がまったくなくなってしまう人の話です。メメントーはドンドン進んで(後退して)いきますが、この作品はどこか淀みがありました。監督の腕が…

Force Majeure観ました

Force Majeure スウェーデン作品。楽しいはずの家族旅行で垣間見た夫の意外な行動。戸惑いを隠せない妻と、知らずにいた自分の内面を認めたくない夫の苦悩を, 深刻さを抑えて描いています。この作品、内面表現のための努力は伺えるのですが、編集に無駄があ…

 週末に2本観ました 

St. Vincent 一見、酒飲みで、だらしなく、いい加減な初老の男の内に秘める優しさと、それを見抜く頭のいい男の子。「笑いとペーソス」という陳腐な表現がピッタリの作品ですが、それほど陳腐ではなく、好ましい作品に仕上がっており、最後はもう喉が痛くな…

 The Judge 観ました

久しぶりに映画らしい映画を観ました。巷ではコメディ・ドラマとなっているようですが、コレはドラマです。たしかに、いつもどこかで可笑しみをかみ殺しているような俳優 Robert Downey Jr. がコミカルに演じているのですが、それを真面目の塊みたいな Robert…

Gone Girl 観ました

半袖の後ろにオーバーコートの人この週末はヒンヤリ秋晴れでした。街を行く人は、まだ夏を諦められない半袖シャツ姿、秋のコートを着込んで長いブーツを履く姿と服装はマチマチ。セントラルパークはまだ紅葉までには早いようです。Gone Girl さて週末の映画…

Art and Craft 観ました

Mark Landisという不思議な絵描さんのドキュメンタリー。模写が好きなLandisさんが安い絵道具を使って有名な画家の作品を物凄い速さで模写していく様子は非常に興味深いです。そしてもっと興味深いのがLandisさんの行動。自分の描いた模写を、親の遺品で「本…

 週末の2本

A Walk among the Tombstones Liam Neesonの新作。いま頼りになるPI(私立探偵)といったら彼しかいません(笑)。鋭い顔付きの中に優しさがあるでっかい男。ストーリーは「気違いじみた残酷な連続殺人犯をやっつける」...あまりヒネリはないですが、今が旬の…

The Drop観ました

NYブルックリンが舞台。英国俳優Tom Hardyが英国訛りを抑え、米国NYの下町ブルックリンの話し方を巧みに演じます。ブルックリン生まれの相棒でさえ「ブルックリンで育ったとしか思えない」と言うほど土地感を掴んでいるらしいです。 ギャングに自分のバー(店…

週末にみた映画2本

日曜日の午後9時ごろ、夕食の帰り道、マンハッタン東の空の満月がそれはそれは大きくきれいに輝いていました。ウサギの餅つきの影も手に取るようにハッキリ見えました。調べると、月曜日と火曜日が中秋の満月とか。もう中秋なんですかねぇ、旧暦の話かな。さ…

The Trip to Italy 観ました

この3日ほど体のだるさが続き、アスピリンを飲んで抑えています。熱を計ったら平熱より高く、何かの菌にやられているのかも知れません。残念ながら食欲は平常で、だるいながらも相棒と一緒に歩いたり食事したりできますので、病気というほどのモノでもないと…

 The Hundred Foot Journey 観ました

最初に画面に出る南仏の景色の美しさ《ジャーンという音が聞こえたかと思うほど圧倒的なシーンで思わず息を呑みます。しかし「どうだ」という製作側のしたり顔が窺えることも確かです》東にアルプス、西にピレーネが控えた可愛らしい町の向こうに、神々(こう…

 週末に2本観ました

A Most Wanted Man 今年2月に亡くなったPhilip Seymour Hoffmanが出演しています。気のせいか、彼の私生活の乱れが顔色に出ているようで、かなり薬で身体をダメにしていることが見て取れました。しかし、それが役柄にマッチしているため、演技だと思う人もい…

週末に2本観ました

Magic in the Moonlight ウディ(アーレン)さんの書き下ろし。1920年代の有名なマジシャンが霊能者と騙る若い女性を暴こうとする話。大したことはありません(笑)。しかし、ウディさんの好きなこの時代のジャズが流れて楽しく、さらに私にとっては女性たちのク…

 Persecuted 観ました

巷(ちまた)で、特にハリウッドでこっぴどい酷評を浴びている作品。IMDbでは10点満点で評価3点。 批評家はプロ、アマ、どちらも「陳腐」とか「セリフが重い」などとコッテンコテンにけなしています。むろん、酷評しているのはレフティストたち。相棒は「これ…

先週末に映画3本観ました

Land Ho! 一人は一見積極的で陽気、もう一人は消極的で静か、という雰囲気の全く違う二人の老人がアイスランドを旅します。陽気な老人が静かな老人を無理やり旅に誘ったのです。しかし旅の過程で陽気な老人の寂しく弱い反面と、消極的に見えた老人の案外逞し…

Le Chef 観ました

フランス映画。 米国映画の『Chef』とは違う作品です。 Jean Renoが出演しているので、この俳優の雰囲気が好きな私は観てみました。映画『The Professional(レオン)』の頃と比べるとふっくらしてきたRenoですが、とんがった鼻と優しい目は変わりません。Reno…

週末に2本観ました

The Rover 世界恐慌の10年後のオーストラリアという設定。この設定については前もってIMDbであらすじを読んでいなければ私には分からなかったと思います。しかし、設定が分からなくても楽しむことができる作品です。最近とみに渋さを増したガイピアスが寡黙…

週末に1本観ました

Cold in July 役者も気に入りました。特にSam Shepardがいいです。この人、若い頃はただのハンサムに見えて、あまり好きではありませんでしたが、老いてから(今年71歳)目に凄みが出て、とてもいい顔つきになってます。去年 Mud(5/2013)を観た時、この人の凄…

週末に2本観ました

Borgman オランダ作品。監督は脚本とチョイ役出演も兼ねていて、ブラックユーモアのつもりなのかとも思ってみるのですが、それにしては暗過ぎます。思わせぶりな始まりで、さらに思わせぶりにストーリが展開していくので、何かを期待していたのですが、最後…

週末に映画2本観ました

旅の話はまだ続きますが、この週末に観た映画の話をちょっと。The Grand Seduction コメディ。舞台はカナダ、ニューファンドランドの人口120人の小さな漁村。魚を保護するため政府から漁を止められた村人たちは無職となり、生活保護の福祉を受けています。本…

 週末の映画2本

The Discoverers コメディドラマ。老いた頑固親父を思う息子(中年男)とその中年男の子供が絡む内容も地味ですし、ジェファソン大統領に依頼されてミシシッピーを遡り太平洋までの陸路を探索したLewis&Clark探検隊に興味がない人にはこの作品、面白くないか…

週末の映画2本

Chef コメディ。とても面白かったです。ビーガンの私たちは、肉やチーズのタップリ入ったキューバン料理は食べませんが、たぶん美味しいだろうと分からせる画面作りになっていました。役者は芸達者が揃っていて、どこまでがセリフでどこまでがアドリブなのか…

週末に2本観ました

Railroad Man はじめ、私はこの映画は見る気がしませんでした。戦争という特殊な環境の中で軍隊のとった行動すべてにその国の国民が責任を負えという態度の作品かも知れないと思ったのです。旧日本軍憲兵の冷酷残酷さは当時日本人の間でも身の毛がよだつほど…

 週末に3本観ました

Blue Ruin リベンジ映画(笑)。リベンジ好きな私たちの目に留まり、観てみました。 ほとんど無名の俳優たちでしたがストーリーの進み方は無駄がなく、テクニックもなかなかの作品で、面白かったです。ただし、仇討ちの理由がぎごちなかったので、もう少し納得…

 今週末の2本

Fading Gigolo コメディ。Turturroが脚本、監督、主演の三役をスマートに熟(こな)しています。ウディさんが自分の監督でない作品に出ているのは珍しいです。ジゴロとは外見も性格もあまりにかけ離れた二人が、なぜかその仕事を始めるのでチグハグな可笑しさ…

 週末に観た映画2本

Joe 前評判が良いので観てみました。米国南部の田舎町でJoeという熱血漢が一人の少年に出会い、命がけで少年を擁護するはめになるという話。確かに悪くない出来でした。少年役のTye Sheridanは最近いろいろな作品に出ています。若く可愛いので引っ張りだこの…

週末の映画2本

Rob the Mob ギャング(特にマフィア連中)を指してモッブ(mob)と呼ぶので、タイトルはいい具合に語呂合せとなっています。「マフィアを襲え」ぐらいな意味。ちょっと間の抜けた若者が、マフィアの集まるクラブでは拳銃持込みが禁止されているということを知り…

週末に映画2本観ました

Breathe In NY州郊外の一家庭が英国の交換留学生を受け入れます。そして穏やかだった家庭が乱されていく...よくある話ですが、ハリウッド作品とは少し違った表現をしようとしていました。セリフが少なく、足りないほど少なく、ゆっくりと表現していくので…

週末の映画三昧

Grand Piano 興味深く始まるのですが、だんだんバカバカしくなってきます。それでもまぁ、大きなサファイアのような眼、大写しになってもまるでマネキンの如き人間味のない顔、喋りながら鍵盤を引くため3週間の特訓を受けたElijah君の手を楽しむことができま…

映画2本観ました

Bad Words スペリングコンテストを舞台にしたコメディ。ジョークの可笑しさにゲタゲタ笑ってしまう箇所が幾つかありました。ある種のリベンジ映画なのでスカッとするかと思ったのですが、しかし老いた人へのリベンジは後味がよくありませんでした。ま、コメ…

また映画2本みました

The Face of Love 中老の未亡人が、5年前に死んだ夫に生き写しの人をみつけてしまったら...という話。違う人だと分かっていても酷似した人に夫の面影を追ってしまい、夫と混同してしまう自分に悩む中老女性。現実的な話ではありませんが、映画としては面…