ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

雑文

中古物件の支障や故障 その5

⑤ 上水 逆浸透装置 「その1」で下水の話をしましたが、今日は上水、それも台所の飲料水のみのメンテをして貰いました。 最近、冷蔵庫の飲料水の出が悪くなっていました。数か月に1度フィルターを取り換える必要があるのです。相棒が新しいフィルターに取換…

 中古物件の支障や故障 その4

週明けから2日ほど州外へ出かけていて今日午後戻ってきました。今から「支障故障」の続きを書きます。 ④ 2度壊れたスプリンクラー 今度は表と裏庭のスプリンクラーが壊れました...と言うより、壊されました。続けて2度壊されました。多分、毎週来ている庭…

中古物件の支障や故障 その3

③照明 ― ランドリールーム 次にランドリールームの蛍光灯の電球が切れました。ここは天井も低いし、とてもシンプルな長方形のカバーで、今度こそ問題なく自分で取り換えられると思いました。 しかし、これまた古い電灯で、この手の48センチ蛍光灯は「電力を…

中古物件の支障や故障 その2

②照明器具 ― リビングルーム これも前に書いたと思いますが、リビングの天井の羽根付照明の電球が切れたのです。これが余りに変わった形の照明カバーで、まず外し方が分かりませんでした。前の住人に訊くと「いままで一度も電球を取り換えたことがないので外…

中古物件の支障や故障 その1

中古の一軒家に住むということは「色々支障故障が起こる」と覚悟はしていました。1月に越して来てから今日まで色々とありましたが、トライアルアンドエラー、失敗しながら学び少しずつ修理修正を試みています。故障した分野の知識がないと不要なものを購入し…

ゴマシオ頭

「ゴマシオ」という形容はあまり良い意味には使いませんよね。 髪染めが偏頭痛を誘発すると分かってから髪を染めるのを止めた私は今ゴマシオ頭になっています。それで何となく惨めな気持で過ごしていたのです。偏頭痛が出るのを覚悟してカラフルな色に染めよ…

ジューイッシュ(ユダヤ人) と ジューイッシュ(ユダヤ教徒)

私はユダヤ教徒ではありませんが相棒がユダヤ人ですのでユダヤ教の祭日などに少し沿うようにしています。キャンドルを点す日をカレンダーに書き込んで、忘れないように点したり、食事に祝日用のメニューを入れたりなどしています。私が沿えないのは Yom Kipp…

命日用キャンドル

ユダヤ教では命日のほか祭日など年に何回か故人を思うキャンドルを24時間点す日があります。先月末のユダヤ教新年(Rosh Hashanah)、今月初めの贖罪の日(Yom Kippur)、 そして今日から1週間、秋の収穫を祝う Sukkot と祭日が続いています。Yom KippurとSukko…

従妹とトンボ

十数年前に亡くなった相棒の従妹は稀有な人でした。葬式で墓地に向かう従妹の棺の後を参列者の車が続くのですが、その列の長いこと長いこと、まるで国葬かと思わせました。一般人でこんなに慕われた人も珍しいのではないかと思います。 相棒と従妹はとても仲…

朝日に消えた尖塔

左の写真は数週間前ドンヨリ曇りの日の朝に撮ったものです。写真の左の方に教会の尖塔がハッキリ見えます。 さて、今朝起きて西側の部屋の窓から見た雲が茜色だったので、朝焼けが反映しているのかと思い、リビングへ行って窓から東の空を覗いてみました。し…

雨の日と晴れの日の景色

パティオの向こうは同じ景色なのに毎日毎時ちがった眺めになります。 昨日は朝から雨が降り、東側の向こうの丘々がボーッと霞んで見えました。その微かな色合いの美しさは墨絵を思わせます。 そして今日は晴れ。晴天とまではいかず少し夏雲が混ざった空はそ…

採血用の腕

今週月曜日はCTスキャンと血液検査のため数回採血をしてきました。 CTスキャンは、肺に転移した癌細胞が縮小したか否か診るためです(相棒が翌日に検査結果のサイトを見て縮小していることが分かりました)。 CTスキャンの際、造影剤にヨードを使用するのです…

エリザベスⅡ女王とマーマレードサンドウィッチ

下のエリザベスⅡ女王の欄にこのビデオを紹介しようとして忘れてました。女王様がこんなビデオ出演したなんて知らなかった人が多いんじゃないでしょうか。 www.youtube.com

エリザベスⅡ女王逝去

昨日、エリザベスⅡ女王逝去のニュースがありました。在位70年96歳。 ここ米国ユタ州南部のスーパーマーケットの一つHarmonsは店の外にいつも大きな星条旗を高く掲げています。今日はその星条旗が半旗で掲げられているのを見てオヤッと思いました。そしてすぐ…

幻の薬箪笥 Out of My League, Apothecary Cabinet

前々から欲しいと思っているものが1つあります。小さな引出しがたくさん付いている薬箪笥です。米国では Apothecary Cabinet と呼ばれているものです。 私の場合、使う頻度の多い小さなモノを使った後、テーブルやカウンターの上に置いてしまう癖があり、テ…

警察の態度の違い

1カ月前の5月27日付で「ラッキーでした」と題して、ここに越してきた心地良さを書きました。きょうもまた「越して来て良かった」と思ってしまいました。 時々NY市での犯罪横行のニュースをFoxNewsで見ることがあるのですが、NY市の街は恐ろしい様子を呈して…

緊急連絡先のダイアル

私は誰かと連絡する時、殆どEメールでパソコンから送信して携帯は滅多に使いません。私が携帯を持っているのは①相棒との連絡、②地図、③カメラの3つの用途のためで、電話として番号を押して誰かに連絡を取るということが今までありませんでした。 緊急連絡も…

人格形成についての一考

1~2年前に書き残してそのままになっていたメモがあります。ちょっと面白いと思うのでブログにアップしておきます。 人の性格を作り上げる要素には遺伝と環境と運があるように思います。DNAは固定されたモノとして環境によって形(性格)が変わるという2ディ…

静脈注射の痣

血液検査などで上手な採血技師にあたると、あとでポチッと針の跡が残るだけで痣はできませんが、静脈を探すのがヘタで針を刺すのも雑な採血技師に当たると、あとで腕に黒々とした痣ができます。 さて、相棒は今月初めに心臓ステント挿入手術を、そして私は5…

ラッキーでした

ここに引っ越して来てつくづく良かったと感じています。 犯罪者や浮浪者が少ないことは勿論ですが、町はゴミも少なく清潔で、人々は親切で昔の日本のようです。 そしてここは開発途上で、新築の家々が立ち並び、建築途中の建物もあちこちにあり、隣州のカリ…

風に吹かれて

癌細胞増加を抑えるため、なぜか糖尿病の薬を飲んでいますが、胃壁を荒らす副作用があります。食事と一緒に服用するようになっているのですが、食物が胃に入っていても服用したあと胃腸が重苦しくなります。 きょうは午後、氷を入れた水を飲んだだけでも胃壁…

葬儀不要

こちらで何回か葬式に参列している私です。一番印象に残ったのは相棒の従妹の葬儀でした。参列者の数は500人以上いたのではないかと思うのです。ごく一般の女性がこんなに大勢の人に慕われていたことが驚きでした。積極的で趣味多様で他人に親身になって世話…

オンライン・ミサ

相棒の親友の告別式ミサが現地ベルリンの夕方にあり、式に出られない各国各地にいる知人たちのためオンライン(YouTube)のライブで見られるようになっていました。私たちもこちらの早朝にライブで見ていました。 親友の奥様、親友の弟妹たちとベルリンの友人…

先義後利

何必曰利。亦有仁義而己矣。 上は孟子が梁の恵王に言った言葉。 先日亡くなった在ドイツの(相棒の)親友の葬儀案内カードに載っていた言葉です。親友は7か国語を話す人で中国語もその中にあり、朱子学を学んでいたということです。 恵王の元にやって来た孟子…

逆カルチャーショック

今日は相棒のエコー検査のため病院へ行きました。早朝のアポですが車で15分足らずの所なので助かります。この地はどこも綺麗ですが、病院もとても清潔で働く人たちも親身になってくれます。 ゆったりした待合室で待っていると別の患者さんたちがやってきて座…

空耳

今朝「ミエコ!」と私の名を強く呼ぶ声が聞こえました。その声で目が覚めましたが、実際の声ではなく私の頭の中に聞こえたようです。母が死んだのか、とふと思いました。一応時刻を見ておきました。午前5時16分。声が聞こえたのはその1~2分前。 少し寝直し…

電球取換え20年に1度?

三か月ほど前、リビングの高い天井についている羽根付照明の電球が切れたので取り替えようと試みました。 3段梯子のステップを使ったのですが、短足の上、右腕が痛くて伸びないババァなのでゼンゼン届きませんでした。相棒に試してもらいましたが、やはり少…

瓦礫のツボ、糊付け完成

引越して3か月経ったけれど、家の外も中もなかなか片付けが進みません。なんかこう、物凄く複雑なハメ込みパズルをやっているような気がします。 こうしたいのでこういうものが欲しいと思っても運転免許のない私はサッと買物に行けず、すぐ手に入らないので…

空箱が届いた(その後)

3月21日(米国の3月20日)付で『空箱が届いた』ことを書きました。 私は長い事「生き馬の目を抜く」ニューヨーク市の、それも詐偽、置き引き、窃盗、など日常茶飯事のマンハッタンで暮らしていたため、人を疑うようになってしまっていたようです。 届いた箱は…

空箱が届いた

今朝、日の出はとっくに過ぎていましたが、外は不思議な景色でした。晴れている空が手前にあり、その向こうの雨雲らしきものの下に薄いシフォンのカーテンが山々をぼやかしていました。神様が「どや?こんな景色が人間どもに描けるか?」と言っているようで…