ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

医者廻り

きょうは朝から医者廻りでした。まず、おととい外れてしまったブリッジを接着して貰うため歯医者さんへ行きました。今までの歯医者でなく新しく見つけた歯医者です。前の歯医者はブリッジの歯の一本を『歯根切除』すると言っていたのですが、あとで調べて歯根切除は切開手術だと分かった私は出来る限り避けたいと思って、今度の歯医者さんに『セコンド ピニオン』を訊ねました。すると『この歯自体がもうダメになってますから歯根切除するだけ無駄です』と言うことでした。抜歯してしまう方がいいそうです。今度の歯医者さんが『良い歯科医でありますように』と祈るばかりです。もう歯医者に懲りるのは懲りました(笑)。

歯医者を出ると、歩きながら心臓専門医に電話を入れ、これから血液検査に行くことを告げて、その医者のオフィスで検査リクエスト用紙を貰い、同じビル内のラボに行って採血して貰いました。可笑しいのは、注射針を刺しただけなのに『しっかり数分間止血してください。重いものは持たないように。風呂に入るのは避けて下さい』などと大げさな注意をしてくれるのです。米国における責任転換と訴訟の多さの裏付です。コーヒーが熱過ぎると言って訴訟を起こすことが可能な米国の滑稽さが逆に悲しいです。

外へ出ると丁度いい具合に バスが来たので、それに乗って、かかりつけの一般医のオフィスへ行き、治療代の残高精算をしてきました。精算を終えて外に出た途端、雨がドシャドシャ降ってきました。