医者に溜息をつかせる患者

今朝一番で医者に行ってきました。いまだに半年毎に甲状腺癌摘出後の予後検査をしてもらっています。前回の血液検査の結果では、グロブリンとか何とかいうものの存在が認められ、それがあるというのは、まだどこかに癌細胞が微小に残っている可能性があるからだそうです。しかし、今の健康状態には全く問題がないそうです。
付き添ってきた相棒が『微小でも残った癌細胞が増えないか心配だ』と言うと医師は『それよりなにより奥さんの血糖値が高いことの方が心配』だと言うのです。医師は私に向かって『 5年前、最初の診察に来た時より体重が20パウンド(10キロ)も増えていますね。遺伝も考えられますが、肥満のために血糖値が高なりますし、糖尿病へ移行する危険性があります。それを回避するためには炭水化物を控え、一日最低30分の運動をすること。最低で30分ですよ』と、いつものニコニコ顔でなく真剣な顔で言うのです。私が『でもパンが好きなので...』と言うと、医師はウンウンとうなずいて『本当は炭水化物の食物は食べないことが一番良いんですけどね。それは難しいでしょうから、節食することです。そして運動してください』と心配そうに溜息ついて言いました。
心臓は専門外の部位なのに私の心臓動脈の肥大を見つけてくれたこの医師は、肥満と血糖値が嵩じているというのにまだ『パンが好き』だなんて言っているノンキな私に溜息が出たのかもしれません。