Starling(ムクドリ?)の親子

きのう、義母のアパート引き上げの最終段階のためブルックリンへ行こうと、朝、外にでると、駐車中の一台の車の屋根の上に小鳥が二羽止まっていて、何やら忙しくしているのが目に留まりました。私が近寄っても逃げようともせず、一羽が歩道に落ちているパンくずを拾ってはせっせと運んで、もう一羽の口の中にソレを押し込んでいるのでした。

一羽は、セントラルパークに増え始めているStarlingという鳥です。もう一羽は少し大きめで薄青いフワリとした羽でStarlingとは似ても似つかぬ感じでした。
しばらくその光景に見入っていると、スラリとスリムなStarlingが親鳥で、図体のでかい膨れた雛鳥に餌を与えているのだと分かりました。

しかし、それにしても雛鳥の姿があまりにも親鳥と違うので、もしかしたらカッコウの卵を押し付けられた鳥が自分より大きくなった雛鳥に、あわれにも餌を与え続けているのかな、という疑いもチラッと過(よ)ぎりました。

電車に乗ってからも考え続けていました。アレは親鳥の愛情なんてもんじゃなくて、ただDNAに組み込まれた「親は子供に餌を与える」というプログラムを遂行しているだけなんだなぁ。それをワタシャ、親の愛情表現のように受け取り、微笑ましく眺めていたんだなぁ。

Starlingというのはムクドリと訳されますが、日本のムクドリより可愛くありません。かなり強気で取っ組み合いの喧嘩をする鳥です。ただ、その鳴声は大変きれいで聞き惚れることがあります。