ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

 Vegan Dietへ切換え

先日、心臓専門医の定期検査でストレステストをしました。私の肥大した弓形血管上部は4.1ミリのままだということで、ま、一安心。生活習慣を改善すると血管が縮まる可能性もあるのだとか。改善はしたいですが、「努力」とか「持続」するということをしない私ですので、縮まることはないと思います。ただ、現状保持はしたいです。トレッドミルでは、平均持続時間9分のところ、私はやっと7分。それでも先回の3分よりは向上しました。7分でハァハァやっている自分が情けなかったです。

相棒は血管に浮遊するコレステロールが多く、いつ血管が詰まって卒中が起きても不思議ではない状態だと言われ、医師の勧める、牛乳も卵もない野菜のみのVegan(ヴェーガン、ヴィーガン)ダイエットをすることに決めました。コーヒーにはミルクの代わりに豆乳やアーモンド乳を入れることにしました。魚も絶つため、相棒は大好きな握り寿司を諦めねばなりません。(鮭、海老、貝柱にはコレステロールを減らす酵素があると聞くので、食べてもいいような気がしますが)

野菜は近くのスーパーより日本食料品店の方が種類が豊富で品がよく、安いので、遠いですがバスを使って仕入れに行きます。春菊、ほうれん草、もやし、レンコン、キノコ、豆腐、油揚げ、ワカメ、玄米、五穀米などよく買います。

豆類は近くのスーパーで買います。インゲン豆 ― 腎臓に形が似ているので、こちらではキドニービーンズと呼んでます ― その赤と白。ヒヨコマメ ― チックピーとかガバンゾビーンズとも呼ばれますが、これは常時買い置きしておきます ― カレーに入れたり、ご飯に混ぜたり、サラダに混ぜたり、便利な豆です。黒豆 ― 日本の黒豆より小さめで小豆に似てますので、これでお汁粉を作ることもできます。スーパーではセイタンも買います。

野菜料理となると味が淡白になりがちなので、ついカレー粉をよく使うようになり、カレー料理が多くなってしまいます。既成のルーはなるべく使わず、粉を使うようにしています。

いろいろなスパイスや薬味も使います。相棒は特にズック(zhuk, zhug)という薬味が好きで、2週間に1度はこれを作ります。シラントロ(日本のミツバに似たもの)とハラペニョとニンニクとカルダマンとレモン汁をミキサーにかけると緑色のドロドロした薬味、ズックが出来上がります。これはソーメンやソバのつけ汁にも合います。

さて、相棒の血管はきれいになるでしょうかしらん。