偏屈学者

このサイトで紹介しようと思ってファイルしたまま、6年間すっかり忘れていた話があります(笑)。先ほどメモリを増やすため、古い書類の削除をしようとファイルリストをみていたら Perelman というタイトルのファイルがありました。何だったっけと思って開いてみると「百万ドルの賞金を拒否した偏屈な貧乏数学者」の話でした。ただ削除するのも勿体無いので、ちょっと書き残しておきます。
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ロシアのグリゴリ ・ペレルマン(Dr Grigory Perelman)博士は、ポアンカレ予想(Poincare Conjecture)という100年近く未解決だった数学予想の証明をした凄い学者。

ポアンカレ予想(Poincare Conjecture)については 次のWikipediaのサイトに詳しくあります(蛇足ですが、勿論、私には理解できないことです)。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%AC%E4%BA%88%E6%83%B3

最初の部分だけ抜粋すると:
『1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出された予想。以来ほぼ100年にわたり(予想が正しいという証明が)未解決だったが、2002年から2003年にかけてロシアの数学者グリゴリー・ペレルマンは、これを証明したとする複数の論文をarXivに掲載した。これらの論文について2006年の夏頃まで複数の数学者チームによる検証が行われた結果、証明に誤りのないことが明らかになり、ペレルマンはこの業績によって2006年のフィールズ賞を受賞(ただし本人は受賞を辞退)』

ポアンカレの証明は宇宙の形を見出すのに役立つのだそうです。
米国のクレイ研究所では、この予想を証明出来た人に100万ドルの賞金のついた賞を授与することにしており、3月20日(たぶん2006年)、ペレルマン博士にその授賞が決まりましたが、博士は賞も賞金も取りに来なかったそうです。

ペレルマン博士 曰く:
『私は金も名声も欲しくない。動物園の動物のように人目に晒されるのは嫌いだ』
また『私は数学のヒーローでもなく、ましてや人間として成功しているわけでもないから、人に見られるのを好まない 』と言って、 殆ど家具もないみすぼらしい アパートで ひっそり暮らしているのだそうです。

偏屈数学者 ペレルマン博士の映画、誰かに製作してもらいたいですねぇ。