リーマン予想

「ある言葉を辞書で調べ始めると、参考文献の中のほかのことが気になって、今度はそれを調べ始め、そこにまた気になることを見つけて調べ始め、限(きり)がなくなる」と言う話を相棒としたことがあります。「ホント、気が付くとすごく時間が経ってた」と二人で同じ経験をしているので笑いあったものです。

さらに相棒は地図を見始めると何時間でも見ていることがあります。頭の中に記憶を留めようとしているのでしょうか。近視なので、まるで地図に顔をくっつけるようにして真剣に見ている姿を初めて見た時はビックリしましたが、今は「またやってる」とクスッと笑ってしまいます。

さて、私は最近YouTubeを観ていて限がなくなってきて困ります。「猫」のビデオを観ていて、次ぎにその横にリストアップされる関連ビデオで面白そうなものをクリックしてみて、そこからまた別のビデオをみる...そうやってクリックしている内に、なぜか猫とは関係ない、例えば「リーマン予想」(Riemann Hypothesis)などというビデオにぶつかったりします。素数のナゾを解くための問題提示らしいです。数学なんか少しも分からない、ゼータ関数もゼロ点も全く分からない、そんな私でも興味深い話。かなり長時間のビデオで、気が付くと夜になっていました(笑)。

しかし日本のテレビは、難しいことでも一般にも分かりやすく説明する番組があっていいですね。ところで、この「リーマン予想」という1時間半ほどのビデオ、何と言うテレビ番組で紹介されたものなんでしょう? 

http://www.youtube.com/watch?v=Pl9UYF9qKYw&feature=related

この「リーマン予想」150年近くたった今でも証明されていない超難問だそうで、例の映画「ビューティフルマインド」のモデルとなったナッシュ教授もこの予想と格闘していて精神異常になったと、このビデオでは説明しています。

ミクロ物理学上、自然界の原子核エネルギーの値を測る式と、幾何学上の素数のゼロ点の間隔のそれとが一致していることが明らかになり、一見、無秩序と思われる素数の間隔に物理学の世界と同様の秩序があるとしたら、つまり「リーマン予想」が正しいと証明されれば、そこから「万物の理論(Theory of Everything)」つまり自然界の存在の法則が解明できるかも知れないのだそうです。

以前紹介した「ポアンカレ予想」、100年近く証明不可能だった難問ですが、これは偏屈者ペレルマン博士によって証明されたことが2006年に確認されました。これが証明されると宇宙の形が分かると言われています。そして、この「リーマン予想」が証明されて、宇宙の形と宇宙の存在の理由を説明してくれるビデオが出てくる、としたら楽しみですね。ああ、もしかしたら、今年の12月21日、世界が変わるといわれているその日に分かるのかな?(笑)。私のレベルはこの程度です(笑)。