ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2012年アイスランドの旅(2)気がついたこと(続き)


雨の多いところで、私たちが滞在した9日間の内、半分ほど雨やら霧雨やらが降りました。肝心なところ(例えば天然露天温泉など)では晴天となってくれたのでラッキーでした。
霧雨が多いので、やたらと虹を見ました。特に北部ではあちこちに虹がかかり、最初は大喜びで写真をパチパチ撮りましたが、だんだん「あ、また虹」てな具合になりました(笑)。


馬と羊

この国は人間より羊の数が多いそうですが、本当に羊がたくさんいました。平野だけでなく山の急斜面にも羊がいて、よく見ると山羊にも似ています。毛色は黒、茶、ベージュ、灰、ミックスなど色々で、タヌキのような色もありました。一般の羊より小ぶりで、遠くから見るとプクッとしたお尻がとても可愛いですが近くに来ると汚れが見えるので「とってもキュートで、それでいて気分壊すものナーニ?」答「アイスランドの羊のお尻」というナゾナゾが出来ました(笑)。

馬も放牧されていて、これも人間の数より多そうです。羊と同様、やはり少し小ぶりな馬です。黒、白、茶、灰、そのミックスなどその毛色も色様々。栗毛でタテガミが金髪というアニメみたいな馬も多く見ました。

ヘッドライト
アイスランドでは昼間でもヘッドライトを点けることになっています。昼間でも霧や霞で前方が見えにくいからかも知れません。私が気が付いたのは、天気の良い日は、全部の車ではありませんが、すれ違うかなりの車が左側(向かって右側)のヘッドライドを暗く点けていました。右側は普通に明るいのです。考えられることは「すれ違う車の運転手に眩しくないようにという配慮から」ということなんですが、はっきり確かめる機会がありませんでした。

建物
建材は重厚なものでなく、殆どがまるでプレハブのような軽い感じの家やビルばかりです。たまに木材や石材を利用した建物もありますが稀です。そのため外見は一見、よく言えば簡素、悪く言えば安普請に見えてしまいます。火山灰で建物がダメになる被害に何度もあっているので、建直しが簡単なものにしているのかも知れません。雄大な自然の中で建物の軽さが非常に対比的です。