また Kumato の話

少し前まで、近くの大きなスーパー3店でも扱っていたKumatoですが、最近どの店にも見つからずいました。トマトとしては色も悪く、「もしかしたら腐っているのか?」と誤解されることもありそうで、売れ行きがイマイチなのかも知れません。

さて、先週 Trader Joe’sに行ったら、また店頭にKumatoが置いてあったので、嬉しくなって2パック買い込んでしまいました。それを見ていた知らないおばさん「ちょっと、それ美味しいの?」と私に訊いてきました。「ええ、美味しいですよ」と答えたのですが、そのおばさん、買わずに向こうへ行ってしまいました。あの色なので私の言葉が信用できなかったのでしょうか。

たまたま見ていたYoutTubeのビデオで「いいトマトは沈む」と言っていたので、Kumatoを水に入れてみました。小ぶりで紫がかった緑色のKumato、ホー、なるほど沈みました。冷蔵庫に高価な完熟トマトもあったので試してみました。Kumatoより大きいし、沈むと思ったら浮かびました。

今の野菜は、限られたミネラルの化学肥料で育てられているため旨味がないのだそうです。大昔、塩をまぶして丸ごと食べた日本のトマトがとても美味しかったのは私の記憶違いでなく、遍くミネラルがたっぷり含まれた土で育ったトマトは実際美味しかったのだと思います。

昔食べた日本の果物、フワッとほのかに匂う優しい香りと甘くてとろけそうに美味しい白桃、みずみずしく薄甘くサクッとした梨など、こちらにはありません。最近、白桃やアジア梨も出てきてはいますが、熟さない内に収穫するのか、おいしくありません。ビワもありません。チャイナタウンに行くと一応ビワらしきものがありますが、大きさも色艶も何ともなさけないシロモノで買う気になりません。豊かさって何だろうと思ってしまいます。高級車、IPOD、大型スクリーンTVなんかがやたらと売られているけれど、本当に美味しい果物一つ食べられない国って、豊かとは思えないなぁ。