ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

投票してきました

昼過ぎにアパートを出ました。外の気温は5℃。昨日まではまだ軽いコートを着ている人を見かけましたが、きょうはもうみな冬のコートです。

自宅から1ブロックの所に投票所があります。その入口を入ると、出勤前に投票を済ませた相棒から教えられた通り、100人以上の長い長い列が出来ていて、奥の入口を塞いでいました。

「長い列があるけれど、僕たちの選挙区の列じゃないんだ。その列を押しのけて奥の入口を通り抜けると左手の一番奥に僕たちの選挙区のデスクがある」と言われていました。「ウヒャー、この長い列の選挙区でなくて助かったー」と心の中で思いながら、そのごった返した長い列を通り抜けました。

詰まっていて先に行けそうもない奥の入口でしたが、何とか人の合間を抜けて、さらに奥へ入って行くと4つの選挙区の番号があり、デスクが各4つ並んでいました。一番奥にある私の選挙区のデスクの列が一番短く、3人ほどが並んでいました。

各投票所によって投票の仕方が違います。私の地区はなぜかコンピューターとは程遠く、2年ほど前まで極端に古い機械で、メタルのバーをガッタンと音をさせて手で押し倒す旧式投票様式でした。去年から投票方法にスキャナーが登用されましたが、投票用紙はまだ紙のままインクでマークを塗りつぶすものです。

私の番が来て、名前を告げ、名簿にサインをすると投票番号と投票用紙を渡されます。近くの投票台で自分の候補者をインクでマークし終わると、スキャナーの所まで行って投票用紙をスキャン。スクリーンに投票済みの確認が出て、おしまい。

10分ぐらいで投票が済み、ラッキーでした。あの長い列に並んでいる人たちが投票を終えるには丸1日かかるだろうなぁ。