ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

夜中の雪かき

今朝、雪は止んでいました。道や車の屋根など、ところどころ2センチほど積り残って白くなっています。いつものように交差点の四つ角は水浸しで池ができ、渡るに渡れない。これだけは何とかして欲しいのですが、そう思うのは私だけのようで何十年も進歩なし。

夕べ、吹雪く中、買物に出かけました。相棒のCPAPマスクの湿度を保つのに、水道水でなく蒸留水を使うのですが、その蒸留水が無くなりかけているのに気が付いたのです。外は暗くなっていましたが買出しに出かけました。ボタ雪様なものが降り続け、風に舞い、オーバーコートの表面にへばり付きます。道路もベタついたような雪が薄く積もっていました。1ガロン入りの蒸留水は老体に重い。それでも相棒のためならエンヤコラ、1ヵ月に一度は運び屋をいたします。しかし、今朝、雪が止んで静かな時間が流れているのをみて「なんじゃ、何もきのうの吹雪きの中、重たい買物をせずとも、きょう買物をしても間に合ったんじゃ」と自分の馬鹿さ加減を思いました。

昨夜、というより真夜中なんですが、寝ようとしてふと窓の外を見ると、通りのななめ向こうにある学校の校庭に立っている人影が見えました。時計を見ると午前12時50分ごろ。こんな時間に何しているんだろう、ホームレスが休んでいるんだろうか、と思って、目を凝らしてみました。しばらくすると、その人が動き出しました。何と、ポータブルの除雪機を押して庭に積もった雪をどけているのです。夜勤のメインテナンスマンなのでしょう。それにしても、早朝登校してくる生徒たちが歩けるようにするため、夜中に雪カキとはご苦労なことです。しかし、こればっかりは私の買物のように明日にすればいいという訳にはいかないですね。