ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

コスタリカの心

旅先からニューヨークに戻ってくると私は顔や手が浮腫むのです。コスタリカでは目の周りの浮腫みがとれ、スッキリした顔をしていました。指も細くなって指輪が回ってました。

ニューヨークの水道水にはフッ素が入っているらしいのです。虫歯を予防するためらしいのですが、私は余計なお世話だと思うのです。歯を磨けばいいことです。40余年もフッ素の入った水を飲んでいるので浮腫みや頭痛が治らないんじゃないかと疑ってしまいます(笑)。

コスタリカの旅では、加工品は一切食べませんでした。加工品には防腐剤や染料や塩が多く入っていて身体によくありません。コスタリカのフルーツジュースはマンゴ、パイナップル、パパイア、ストロベリーのミックスを飲んでいましたが、木で完熟したローカルのフルーツを切ってジューサーで作る本物のジュースでした。ニューヨークでもフルーツでジュースを作ることは出来ますが、完熟したフルーツでなく青い内にもぎ取られ、倉庫で蒸して熟させるインチキフルーツで、不味くてなりません。不味いので砂糖を入れる、すると体に良くない、ということになります。

コスタリカは水道水も不味くなかったです。地元の人が「フルーツ、水、緑、雨、鳥など自然に恵まれて、神に感謝です」と言っていましたが、その通りだと思いました。「自然の恵みを神に感謝する」のは日本人も似ています。私たちが宿泊した所のスタッフの一人は「あなたたちはきれい好きで、礼儀正しくて、とてもいい」と言ってくれました。部屋を汚さないことや礼儀正しいことを褒められたのはここが初めてです。ニューヨークでは礼儀正しくしていると馬鹿にされることが多いので、コスタリカで礼儀を重んじる心に会えたのは幸せでした。