ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ヤケドとミロ

最近また富みに出っ張ってきた自分の腹を撫でながら、困ったなぁとは思いながらも、相棒が優しい言葉をかけてくれるので真剣に困らないので困ります。姥なので「一日に玄米三合と味噌と少しの野菜を食べ」ていればいいのですが、っと言いながら、きのうはビーガンクッキーなど作ってしまいました(笑)。

冷蔵庫にいつまでも残っているものがありました。1つは豆乳の粉。外でコーヒーを飲みたくなった時に豆乳の粉を持っていれば便利だろうと思い、ヘルスフードの店で大きな袋を買ったのです。ところがなんとも不味い豆乳で、とても飲めたものではありませんでした。冷蔵庫を開けるたび、それが目に入り、何かに利用できんかなぁと思っていました。それからフジリンゴが一個いつまでも残っていました。もう生で喰えたもんじゃないかも知れないと思うのです。それで豆乳の粉を小麦粉代わりにしてリンゴ入りクッキーを作ってみようと思いました。

豆乳の粉に小麦粉を少々混ぜ、それに砂糖を適量加え、ピーナッツオイルを入れて掻き混ぜ、その中に細かくサイの目に切ったリンゴとレーズンを入れ、引っ掻き回します。今回、ベーキングパウダーを入れるのを忘れましたが、入れなくてもいいのかも知れません。

出来たドウを丸めて平たくして、オーブンで焼きます。20分ぐらいで焼きあがるかと思ったのですが、リンゴがあるため柔らかいままで、なかなかクッキーになりませんでした。40分ぐらい弱火で焼いてから火をとめてオーブンの中に放ったらかしにしておいたら、クッキーのようになりました。水を全く加えていないので少しボロボロして崩れそう。味はマァマァでした。クッキーの写真はありませんが、下に余禄の写真をつけました。

オーブンから入れたり出したりした際、メタルのラックに私めの腕がさわり、火傷をしてしまいました。しばらくオーブンを使っていなかったので火傷はせずにすんでいたのですが、使った途端また火傷しました。私の腕には焦げ茶のホクロと赤いホクロがあり、そのそばに斜めに火傷しました。なんだかミロのデザインみたいだなぁと思い、写真にとってから細工をしてみました(笑)。これぞ、閑人の真髄をいくバカバカしいお遊びでござい。