ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

騒音

昨夜、旅から戻って自宅のドアを開けたら、白い封筒がドアの下に差し込まれていました。開けてみるとこう書いてありました。

『...私は隣に住むキャロルです。このところ毎日、あなたがたの部屋から朝方3時ごろ目覚ましのアラームが鳴り続け、隣接する私たちの寝室まで伝わってきます。普通、隣の人の目ざましで起きることはないのですが、今回、毎日1時間半近く鳴り続け、睡眠を妨げられました。これは故意でなく、あなたがたがアラームを解除し忘れたものでしょう...私たちは今日から数週間留守にしますので帰ってきてからお話しましょう...』

5日前の出発の日、朝早かったので目覚ましをかけましたが、キャロルさんの推察通り、解除するのを忘れて出かけてしまったので、留守の間毎日鳴り続けたものと思われます。

申し訳なさで胸が痛みました。私は睡眠を妨げられるのが大嫌いなので、その迷惑さの度合いが身にしみます。キャロルさんご夫妻が帰ってこられたら謝罪にいこうと思っています。

ところで、一つだけ、ふと思い出したことがあります。キャロルさんたちは昨年引越してきたのですが、引越してくる前にアパートの改造工事をしていました。朝9時か10時ごろになると物凄いドリルの音がして、夕方5時ごろまで続きました。かなり長いこと(1ヶ月ぐらいだったかなぁ)工事をしていて、壁から部屋中に伝わるドリルの激音は偏頭痛持ちの私にはかなり辛かったのです。

キャロルさんにそのことを言おうか言うまいか迷います。そんなことを言えば、ドリルの音が凄かったから目覚ましの音は「おアイコだ」と言いたいのかと誤解されそうだし、でも、言わなければ、私も騒音を我慢したのだということを分かってもらえないし...難しいところです。