ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

セントルシアの旅③:動物(猫と昆虫)

スフレールの町には野良犬がたくさん道路に寝そべっていましたが、猫は見かけませんでした。今回の旅では犬や猫との交流がなく、ただ帰る日にガスステーション(ガソリンスタンド)に寄った時、やっとこのネコちゃんを見つけました。まだ子猫のようですが、餌と水の皿が揃っていて大事に面倒見てもらっているようでした。私は車の中からカメラを向けました。こっちを向いて欲しかったのですが一度も向いてくれませんでした。

3日目の朝、バスルームの壁にかけてあった白のコットンのバスローブに虫が止まっていました。白と黒の縦縞で胸の節の所が少し橙色になっています。2、3cmのスマートな虫ですがカミキリの一種でしょうか?そのままにしておいたら、帰る日になってもまだ止っていました。
[あとでゾウムシの一種の可能性があると分かりました。鼻先が長く、その鼻先を囲むように異様に太く長い前足がゾウムシの形に似ています。]

これは大きな蛾。羽を広げた横の長さが15cmぐらいありました。私たちの宿の向かい側のリゾートホテルに夕食に行った時、レストランの天井に張り付いていました。相棒が「モスラだ」と冗談を言うくらい大きな蛾でした(相棒は日本の「モスラ」という馬鹿げた映画をTVで見かけて知っているのです。どうでもいいですが、あの60年代の東宝映画は、穴があったら入りたくなるほど恥ずかしいモノばかりですねぇ)。

私は、また父が挨拶に来たのかなぁと思いましたが、あんなにデカイ蛾になってくるなんて父らしくないので、ただの熱帯のデカイ蛾だろうということにしました。父なら目立たない小さな蛾になって来ると思うのです。あのカミキリ虫の方が父らしいので、今回は蛾でなくカミキリになって来てくれたのかな。