ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

アパートのコンピューター化

商業オフィスだけでなくプライベートなアパートビルでもコンピューター化が進んでいます。私の住んでいるアパートの管理伝達もコンピューター化が始まりました。

アパートのビル専用のウェブページがデザインされ、管理側と住人のコミュニケーションがウェブページから出来るようになりました。いままでインタカム、口頭、または回覧などで伝達していたこと(例えばパッケージその他配達の到着通知、工事日時の連絡、管理規則変更の通知、住人からの修理願いなど)が全部ウェブ上で処理できるようになりました。更に当日雇用人(スタッフ)が出勤しているかどうか、スタッフリストに記入されるので出欠も分かって便利です。

今回、数日前にたまたま私共のアパートのトイレに水漏れが起こり、昨日の朝、さっそくウェブに修理願を書き込みました。修理願の依頼番号が提示され、修理工の一人に修理願が伝達されたことまで掲載されましたが、その日はそれだけで、何の連絡もありませんでした。以前、ドアマンに口頭で伝えていた時は、その日の内に修理工が来て修理してくれていたので、「こりゃあ、コンピューター化して伝達が早くなると思ったけれど、疑わしいかも...」と心配になりました。

今朝になって、相棒が仕事先からウェブに「水漏れで水のダメージが大きくならない内に修理できればと思っています。いつ修理できるか連絡ください」とコメント欄に追加したら、すぐ管理人から「必要なパーツを入手したので、今日の午後には修理できます」という返答がウェブに記載されました。そしてその通り、修理工の一人が水漏れのチェックに来て、午後には修理工が二人来て修理して行きました。管理人は良心的な人で、ウェブページを注意して見ているようで、とても有難いです。

不平不満や誹(そし)りなどでインターネットをダメにしてしまう変な人間も多いので、今後、このビルのウェブシステムを悪用乱用せず、管理側も住人たちも良心的に使って住みやすいアパートになったらいいなと思っています。