A touch of sin (Tian Zhu Ding 天注定) 観ました

出だしが面白かったので期待したのですが、何だかフニャッと終ってしまいました。最初の話が次の話と繋がるのかと思ったのですが、特に関係ない話がオムニバス風に4つほど繋がっているだけでした。

最初の一話は役者の顔付きもよく面白かったです。最後の話はあまり努力したくない若者がフニャッと人生を終わらせます。この最後に持ってきたフニャリとした話を最初に持っていき、最初の話を最後に持ってくればスカッとした気持で観終わったと思います。

政府役人の腐敗をモックしているこの作品を上映許可するとは中国の政府も寛容になったものです。一部の役人の批判であって政府全体を批判しているのではないとしたのでしょうか?それとも中国の共産主義体制が崩れていく方向に向かっているのでしょうか?

米国にいる中国人を私が見る限りでは、経済観念が強く努力家で家族の絆が強いように見えます。そんな気質の国民がなぜ政府に絞られる共産体制をいつまでも許しているのかと思います。共産主義の世界では政府の役人たちが腐敗するのは火を見るより明らかなことで、この映画のように個人的にでもトコトンやっつけたくなる気持はよーく分かります(笑)。真面目な映画なのですが、なぜか全体に漫画を見ているような気にさせる作品でした。