週末、映画3本観ました

Rush

この映画は私も相棒も全く観るつもりがありませんでした。ところが、相棒のクライアントに元レーサーという人がいて、この作品のレーサー二人を知っており、NYのプレミアにも招待されたという話をしたのだそうです。相棒が「この作品は事実に近いか?」と訊ねたら、「近い近い」とそのクライアントは頷いたそうです。それで一気に興味が湧いた相棒と一緒に急遽観ることにしました。

1970年代後半、対照的な性格のレーサー二人と、ライバル意識が人生に与える大きさをロンハワード監督がうまく追っていきます。セリフにも気の利いたものがあり、実際に本人が言ったのだとしたら、かなり頭の切れる人だと思いました。最後の方で実際のレーサーのフッテージが出てきますが、それで俳優たちの外見が本人に非常に似ていることが分かります。

Last Love

飽くまでも、飽くまでも、マイケルケイン主演のドラマだったので観てみました。「パリに住む米国老人が、愛妻を亡くした後、愛妻の面影を持つ若い女性と知り合う」という陳腐なストーリーは、他の俳優であったら私には興味のないものです。が、思惑通りケインが見せてくれました。

余談ですが、ひげを生やしたケインが相棒に似ていて、相棒も「認めざるを得ない」などと言ってました。ケインは80歳。相棒はまだ58歳なので少し可哀相。

ここ2年ほど、老夫婦愛を主旨にした作品が多いですが、私の身に迫った「Amore(フランス作品)」を上回る作品はまだありません。

The Pervert’s Guide to Ideology

ユーゴスラビア生まれのオッカシな教授が、あまりにもぎごちない手付きと、吹き出したくなる様な物凄いリスプ(ある種の言語障害−後記します)とで、クソ真面目な顔して、イデオロギーの講義を進行します。ゴミ箱の前の最初のシーンを予告ビデオでみて、あまりに可笑しかったので観る気になりました。

共産主義が独裁主義に走ってしまうのは...とか、独裁者が使う手口は...とか、一見、保守派のような見解をみせる教授ですが、実は教授自身が共産主義らしいです。きっと本物の「理想的な共産主義」を目指しているのでしょうね。

しかし、可笑しいのは最初の内で、慣れてくるとリスプが耳障りになり、2時間以上も同じようなことを話すので私はだんだん疲れてきて途中から頭痛が始まり困ってしまいました。頭をゴシゴシやっている私に相棒が察してくれて私の頭をマッサージしてくれましたが、かなり苦しくて、終った時は「あー、助かった、やっと終ったぁ」と言ってしまいました。

(リスプについてはこの後別欄に書きます。)