ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

からのバッグ

どうしても必要なモノがあって、今、マイナス13℃の外へ買物に行ってきました。寒気武装はというと、上は木綿の下着2枚、その上にユニクロのヒートテックの下着、その上に分厚いスウェットシャツ、下はやはりユニクロのヒートテックの股引にヒートテックの膝上までの靴下、そしてジーンズ。それに冬のコートを引っ掛けて出ました。そうしたら上半身は厚くて歩いている内に汗かきました。

凍りつくのは何も被らない顔で、出来たらアノ銀行強盗の被る毛糸のマスクが欲しいです。こんな日は外出する人も少なくて街は静かでした。不思議なことに、厳寒の中にいるとお互い同情心が湧くのか、なぜか皆笑顔を向けていました。

浮浪者がいつも寝ている街角は、きょうはもぬけのからで、敷物のダンボールと手さげバッグが空になって置かれていました。そのバッグはまるで「俺はここに戻ってくるぞ」というサインのようにみえました。