映画2本観ました

Tim’s Vermeer
特にVermeerが好きということもないのですが、予告編をみて面白そうなドキュメンタリーだったので観ることにしました。Tim Jenisonという発明家で手先の器用なこの作品の製作者がVermeerの天才的、超人的な絵画テクニックを追究します。その追究の仕方が尋常でなく、執念のようなものさえ漂い、ただただ感心するばかりでした。

これは推理に過ぎないのですが、証拠を具体的に示し、絵心のないTimさん自身がその推理した手法で絵を描いて100%納得させてくれます。これを知ると、Vermeerを「画家」として敬服する念は消えますが、絵画の領域を超えた「モノ作り」の完成度を高めた技術と才能に「クラフトマン」として敬服してしまいます。

この作品の製作者の様に頭脳と資金とコネと時間があれば、自分に興味のある物事についてトコトン追求できるんだなぁと羨ましくもなりました。


The Monuments Men
優れた芸術品を後世に残すため、ナチスが略奪した多数の芸術品を探し当て、保護することが米軍に命じられます。そして、軍に専門知識のある人がいないため市民にそれを求め、戦火の中に市民を送り込むこととなります。戦場で市民は軍服を着て任務にあたり、そのために「戦死」する人も出ました。作品の最後に「芸術を守るため命を落とすことに価値があるか」と問うています。そして「価値がある」と答えていました。納得するにはもう少し説得力が欲しかったです。