週末に映画2本観ました

Breathe In


NY州郊外の一家庭が英国の交換留学生を受け入れます。そして穏やかだった家庭が乱されていく...よくある話ですが、ハリウッド作品とは少し違った表現をしようとしていました。セリフが少なく、足りないほど少なく、ゆっくりと表現していくので、観客の方もゆったり構えないとなりません。何の障害物もなく静かに流れていた川が途中で大岩に当たって、多少飛沫(しぶき)をあげ、流れが乱れて渦ができるけれど、岩を過ぎるとまた静かに流れて行く、という感じの作品でした。

Salvo


イタリア、シチリア島でマフィアに雇われている寡黙な殺し屋が、ある日、盲目の少女に遭遇し、ふと自分の生き様を振り返って考えてしまうという話。これはMoMA(モダンアート美術館)で新監督映画シリーズの一環として上映していました。NYでの一般公開は8月。シチリアはマフィア発祥の地。最近はマフィアも住みにくくなっているらしいです(笑)。主演の男優は逞(たくま)しくてカッコイイですが、イタリア人でなくアラブ系イスラエル人だそうです。セリフが殆どないためか、顔付は違いますが高倉健を彷彿させる男優でした。

図らずも、この週末二日間にみたBreathe InとこのSalvo、2作ともセリフが少なく、表情や動作で感情を表現するものでした。そして、もう1つ共通している点はプラトニックラブ風な表現。陳腐で不要なセックスシーンの多いハリウッド作品と少し異なる感じでした。