ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

メイン州スクーディック半島の旅 (1)宿の朝食

Acadia’s Oceanside Meadows Inn
先週木曜日の午後、Bangor空港から2時間ほどの宿に到着。この宿に雇われている笑顔がステキな中年婦人マーガレットが簡単なオリエンテーションをしてくれました。その日の観光スケジュールの作り方、鷺やサラマンダのいるトレイルガイド、甲殻類ガイド、美観ガイドなど、たくさんのパンフレットを用意して滞在中の参考になるように工夫されています。

この宿のご主人は海洋生物学を学び、奥様は地質学を学んだ学者のカップル。スコットランド系のご主人と、インド系の楚々とした美人の奥様ソーニャは、二人の子供の世話と宿の仕事で大変多忙な様子です。


ソーニャのビーガン朝食
ソーニャ奥様のレシピで作る朝食は、ビーガンの私たちが安心して食べられる食材ばかりです。3コースの最初に出てくるのがカラフルなフルーツのスープ。宿のガーデンに咲く食べられる花を添えてとてもきれいなアレンジなので毎回朝食の写真を撮りました。使っていたブルーのガラス食器はローカルアーティストLee氏の作品。(写真右上:後日、同氏のお店で私も小さなお皿を2枚買いました。落としても割れないし、オーブンにも入れられます。とてもきれいなので、もっとたくさん買っても良かったかなと思ってます)

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1日目の朝はリンゴとクランベリーのスープ(ナスターシャムという薄紫の花が散らしてありました)
パイナップルとジンジャーのケーキ(黄色い花弁はデイリリーという良い匂いの花)
それからホウレン草ブロッコリ入り豆腐キーシュ。これにジュースとコーヒーも付いてきます。


【ご参考】朝食に添えられる花びらは皆エディブル(食べられる)ものなので、あとで庭に出てエディブルフラワーをみてました。これはデイリリーの花。やさしい香水の香りがする花で食べる気になりません。


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2日目、マンゴースープ、ペアとアーモンドナッツのマフィン、
それにいろいろなフルーツを散らしたフレンチトースト風麦パン。(これはフレンチトーストとはほど遠い味。ビーガンバターとフルーツジャムが塗られていましたが、まだ少しドライでしたのでフルーツシロップでもサイドに付けてあれば良かったかな?とおもいました。)

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3日目、ストロベリースープ(小さなスミレの様な花びらが散らされていました)、ブルーベリーマフィン、豆腐キーシュ(1日目と似た味でした)。


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4日目、
ピーチスープ
ズッキーニとアプリコット入りマフィン
(この組合せは不思議だったので2つに割って中身をみてみました。ズッキーニは千切り。なぜか薄甘い味に合っていました)

ベルギー風ワッフル(メープルシロップ付)。黒っぽいので多分ホールウィート粉で作ったのだと思います。普段ワッフルはあまり好きでない私でしたが、このビーガンワッフルは大変美味しく頂きました。重曹が適量なのか味が舌に残らず、フワッ、カリッと仕上がっていました。
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[注]フルーツのスープですが、これはフルーツピューレーであり、プレゼンテーションの違いで色々な表現が出来ると思います。お皿に入れればスープ、コップに入れればスムージージュース、という具合。


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