ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

 Persecuted 観ました

巷(ちまた)で、特にハリウッドでこっぴどい酷評を浴びている作品。IMDbでは10点満点で評価3点。
批評家はプロ、アマ、どちらも「陳腐」とか「セリフが重い」などとコッテンコテンにけなしています。むろん、酷評しているのはレフティストたち。相棒は「これほどレフティストたちが貶すなら、きっと保守派の作品だろう」と考え、観ることにしました。

成功している宗教団体のリーダーが有力議員の罠に嵌められ逃亡者となります。リーダーは善人、議員とそれを操る大統領は極悪人、とはっきり区別され、これがレフティストのいう「陳腐」ということらしいです。昔の西部劇では「イイモン」と「ワルモン」がハッキリしていましたね。

私の評価は10点満点中7.5点。BGMが少し感情的過ぎること、役者に厚みがないことでマイナス2.5点。あとは編集も悪くないし、ストーリーの進み具合も素直に付いて行けます。悪い大統領と悪い上院議員はあきらかに誰か分かります。顔も話し方もソックリで、それが意図的であることも分かります。堂々とそれを作品にしているので、その勇気に10点満点あげたいくらいでした(笑)。