ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ブリティッシュ・コロンビア南部 温泉の旅 (2)ヤマアラシ?

ヤマアラシ:
ハルシオン温泉宿のレストランで早めの夕食をとっていたら、大きなガラス窓のすぐ向こうにある丘に何かがモッタコラ歩いていました。

最初アライグマかと思ったのですが、よく見るとポーキュパイン(ヤマアラシ)でした。「夜行性なので明るい内に出てくることは珍しい」とウェイトレスさんが言ってました。珍しいので、宿のスタッフが近くまでいって写真を撮っていました。私もテーブルに座ったまま写真を撮ってみました。はっきり映りませんでしたが、なんとか姿を撮ることだけはできました。いくら動物好きな私でもヤマアラシに近づいて、あの針をワンサカ刺されるようなことはしたくありません。


トンボ:
コカニ渓流で鮭の川上りを見に行った時、このトンボが何度も私の目の前の手すりに止まるのです。まるで挨拶しているように何度も止まるので写真を撮りました。ふと思ったのですが、相棒ととても仲の良かった従妹のハンドルネームがトンボだったのです。彼女は数年前に乳癌で逝ってしまいました。その従妹が相棒に会いに来たのかしら、などと思ってしまいました。

カミキリムシ:
いたるところで白黒まだらのカミキリムシを見ました。人を恐がらないようで、やたら車に止まっていたり、足元でアンテナを動かしたりしているのを見かけました。この写真、少しぼやけていてすみません。


カタツムリ:
Nakuspの町の湖畔を散歩していた時パラついていた雨が上がって、少し濡れた低木の緑の中にきれいなカタツムリを見つけました。色はこの写真よりもう少し薄く黄緑がかっていたような記憶があります。緑を背景にかなり色合いよく撮ったように思ったのですが、この写真では茶色に近い色に写って、思ったような色の効果がでていません。

黒ナメクジ:
ハルシオン温泉の散歩道で、ギョッとするほど黒光りするナメクジを見つけました。でも、体の半分に車で引かれたようなタイアの跡らしき縞模様があったので「可哀想に自転車にでも轢かれたんか」と思ったのですが、そういう模様のナメクジであると分かりました。大きさは10センチぐらい。鎧の様な黒光りで凄みがありました。

太った鯉:
これはケロウナの町にあった日本庭園の池にいた鯉です。珍しくもないでしょうが、太って見事だったので写真に撮りました。






水鳥(アメリカオオバン):
ケロウナの宿の湖畔にはいろいろな水鳥がいました。毎朝、雁がクヮクヮと鳴きながら群れをなして飛んでいたり、アヒルが水辺で餌を突いたりしていました。この嘴の白い水鳥も水面を飛んだり、水に浮かんで休んでいたりしていました。
あとで調べたらアメリカオオバンという水鳥のようです。日本にもオオバンが生息しているらしいです。NYではあまり見かけませんので、私には珍しい鳥に思えました。

小リス
このちっこいリスはコカニ渓流のある州立公園の入口にいたのですが、可愛いので「コンチワ」と声をかけると、自分の縄張りである木を右往左往して必死に守ろうとするのです。チッチッと声をだして右の幹で逆さになったり左の方でペタンとしたり、可愛いので私が相槌うって笑いながら写真を撮っていると、そこのベンチに座っていた人たちが私のしてることが珍しかったらしく、立ち上がってリスの行動をながめだしました。私は動物をみると声をかけてしまうおバカ人間なのですが、普通の人はそういうことはしないんですね。動物の方もすぐ逃げて行かずにちょっと戸惑うようになったと思うのは私の気のせいでしょうか。

★鮭(Kokanee, Sockeye)
成長しても海には行かず湖や川で過ごす鮭。コカニーという鮭の写真は、その見ごたえのある産卵のための川上りを見ることができたので、川上りの話の中で紹介します。これを見た時ワタクシ感激極まりなかったです。