週末にみた映画2本

日曜日の午後9時ごろ、夕食の帰り道、マンハッタン東の空の満月がそれはそれは大きくきれいに輝いていました。ウサギの餅つきの影も手に取るようにハッキリ見えました。調べると、月曜日と火曜日が中秋の満月とか。もう中秋なんですかねぇ、旧暦の話かな。

さて、先週末に観た映画です。

The November Man
ロシアとCIAのスパイ映画。間をおかない殺し合いや暗殺の場面にドギモを抜かれたのは私がアクション映画に慣れていないからでしょうか。急に撃たれたりすると「アァ!」とか「ウワァッ!」とか、つい叫び声を上げてしまいます(笑)。殆どドラマだけしか見ない私でしたが、最近は、悪いヤツを生かしておかないLiam Neesonのアクション映画を見るようになりました(もうすぐNeesonの新作がきます)。

この作品は相棒が観たいというのでみてみました。主演のPierce Brosnanは、若い頃、人形のようにハンサムで軽くてキモイ感じだったので好きではありませんでしたが、60歳過ぎて渋さが増し、軽さが消えて、感じのいい俳優になっていました。

それからOlga Kurylenkoという女優さん、ロシア人らしくない細身で、どこかアジア人のような面影もあり、そのくせ足が長くてきれいで、見惚れました。顔はキャサリンゼタジョーンズに似てます。演技も悪くありませんでした。

題名のNovember Manですが、それを説明するシーンがあり「お前が現れて消えたあとはメチャクチャで何にもなくなっているからNovember Manだ」とか何とか言ってました。因みにウィキで調べてみるとこんなことが書いてありました。
Peter is called the "November Man" - he was a very effective agent that generally killed many people during the operations he was part of much like the month of November killing off the plant life before winter starts. 【ピーター(主人公)は『11月の男』と呼ばれた。彼は有能なスパイで、使命のために多くの人を殺し、まるで冬の前に草木をすべて枯れ果たす11月のようだったから】

Love is Strange
ベテラン俳優二人が余裕ある息の合った演技を見せます。若い頃は住みやすかったニューヨークで長いこと暮らしていた老齢のゲイカップルが、生涯の末期になって決断したことがアダとなり、次世代との段差に押されていく、ちょっと悲しい物語です。

一時的に一緒に暮らさなければならなくなった親類や友人たちと趣味も話もあわず、そういう場違いの真っ只中で我慢している主人公の姿が昔の自分と重なり、社交的でない人間の辛さが身にしみて、ワタシャ思わず貰い泣きしてしまいました。最後の方をかなり端折りすぎてしまった感がありますが、心惹かれる雰囲気のあるシーンが多く、いい作品になっていました。