Birdman 観ました

一人の役者の頭を通してブロードウェイショー舞台裏を描きます。私は役者という職業で理解できないところがあります。「演ずる」ということはつまり「虚」だと思うのですが、それをどこまで「実」に近づけるかが役者の腕の見せ所、ということぐらいまでは分かります。しかし、それを照れずに人前で演じることができる心の構えを私自身持つことが出来ないので、分からないのです。たとえば、ラブシーンなんか、監督やカメラマンやその他諸々のアシスタントに囲まれてジーッと見られながら、よく噴出さずに出来るもんだなぁ、と感心します。

この作品の中でも役者の「上手さ」について演ずる場面があります。芝居の中で芝居をし、その中でまた芝居をする様に私は混乱しました。ブロードウェイの芝居でよくみかける、やたら両手を使ってがなりたてるシーンやモノを打ち壊すシーンが多すぎ、私には芝居がかっている感が強すぎて飽きてきました。多分、同業の俳優または俳優志望の人には楽しめる作品ではないかと思います。