ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

シチリアの旅(全般)

まず旅で感じたことをつまんでお話します。

冬の雨
(シチリアに珍しく降った雪のことは先にお話しましたので省きます)
オフシーズンのシチリア、雨が多いと覚悟していましたが、やはり数日小雨が降る日が続きました。一度はドシャ降りの日もあり、雨の中Agrigentoの遺跡を見て回りました。上半身だけの軽いレインコートだけ用意していたのですが、やはりナイアガラの滝見物で貰った全身をカバーするレインコートを持っていけばよかったと思いました。ビショ濡れのズボンやスニーカーをホテルのヘアドライアーで乾かしたら翌朝には何とか乾ききりホッとしました。

日本人旅行客
西側北の小さな港町Castellammare del Golfoでは日本人旅行客を殆ど見かけず、南の遺跡の地Agrigentoではたった一組の日本人初老カップルが同じ宿に泊まっているのを見かけただけだったのでオフシーズンにシチリアに来る日本人などいないのだと思っていました。

ところが東のエトナ山近くの観光地SyracuseやリゾートタウンのTaorminaに来たら、かなりの数の日本人旅行客が歩いていました。宿泊先のホテルにも何人かの日本人が泊まっており、シチリアの東側に来る日本人は多いのだと知りました。

たしかにTaorminaはエトナ山が見渡せるステキな町ですが、私がホッとした町は観光客慣れしていない西側北のCastellammare del Golfoでした。人がとっても温かいんです。日本の田舎を訪ねたような気になりました。

チップ
シチリアでは、会計で小銭が残るとそれを置いて行く程度で特にチップというものを渡さないようです(観光地Taorminaではカバーチャージが3〜5ユーロほど既に会計についているところもあります)。相棒は生き馬の目を抜くNYの執拗なチップ制度(現在15%から20%)に慣らされてしまっているので、どこでもかなり多くのチップを渡します。それで人の好いシチリア人は恐縮して何か上げたくなるのかお店のボールペンをくれる人もいました。全部でボールペン4本貰いました(笑)。