シチリアの旅 Taormina

さて翌朝、最後の宿のあるTaorminaへ向かいました。高台にあるリゾート地で、ここには4泊する予定です。この宿に着くまでに冗談みたいにクネクネと細く曲がりくねった道のことは「シチリアの運転」のところで説明いたしました。ウワァー「じょ、冗談でしょう?」と焦りながら車をころがす相棒、ヒヤヒヤしながらも何も出来ない私、やっと宿に着きました。

ちょっと古びたホテルでしたが、部屋にはサンルームがあり、そこからマウント・エトナ東の全貌が見え、Taorminaの町と海岸線が見下ろせる240度のワイドな素晴らしい景色は何にも代え難いものでした。

その日、ギリシャ劇場遺跡に行ったらもう閉まっていたので、また明日出直すことにして、町を歩きましたが、雪がチラつきはじめたのには驚きました。

夕食に入ったレストランでは、チーズなしのピザ、マリネラピザがメニューにあり、そこではブルシュケッタピザと名付けてありました。それを注文すると、ピザ皮とソースの美味しさはシチリアならではのものでした。ワインはもちろんネロダボラ。

翌朝、銀世界でした。ギリシャ劇場へ行くと遺跡には雪が積もり、誰が作ったのか小さな雪だるまがたくさんありました。

大晦日なので夕食は年越しパーティを予約しようと思ったのですが、どこも満席で予約できませんでした。そこで普通のレストランで普通に夕食をとり、寒いので早々ホテルへ戻りました。

そして部屋の窓から素晴らしい年越しの花火を観ました。こんな寒い日ですから部屋で花火を見物できるなんてとてもラッキーでした。

翌日は晴天。CastelmolaというTaorminaよりさらに高台にある町に行きました。とてもステキな小さな町でした。

Turrisiという狭いカフェに入って名物のアーモンドワインとブルシュケッタを注文しました。
←写真はアーモンドワイン。梅酒のように甘いお酒で琥珀色がステキです。しかし、このTurrisiというカフェはクセモノでした。ウェイトレスさんはまったく澄ました顔してメニューを持ってきたので、何も知らない私はビックリして笑い転げてしまいました。メニューの形が男根なのです。そしてまわりを見るとイスの肘掛けもナプキンも置かれている彫刻もみな男根の形をしていました。なんでなのか意味不明。店の人に聞き質す(ききただすとはこう書くのか?)気もしませんでした。

翌日も晴天で、マウントエトナに登りました。
登ったといってもジープで行けるところ(確か標高1600メートル)まで行ってもらったのです。エトナ山は標高が富士山と同じくらいで、山頂に雪が残るところも富士山を思わせます。山のあちこちで噴火しているので、カルデラでデコボコしていて、不恰好な富士山、というところです。この日も東側の山頂が燻っていて濃い灰色の煙が噴出していました。
数年前に噴火した時に溶岩と火山灰の下敷きになった山小屋の屋根が雪に埋もれていました。2日前に降った雪が深く残っていて、とても歩きにくかったです。

翌日も晴天、部屋の窓から美しいマウントエトナが見えました。最後に「さよなら」と言ってくれているように思えました。

っと、ササッと書きなぐりましたが、こんなところが今度のシチリアの旅でした。