ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

独裁市長

現NY市長の昨日の「史上最悪ストーム警告」が凄かったです。「今度のストームを甘く見るな。外に出るな。家に閉じこもれ。午後11時には地下鉄もバスも止める。11時過ぎに車を走らせるな。走らせるものは犯罪者として逮捕する」ってな具合で、まるで独裁者。

数年前のブラックアウトの際、ニューヨーカーの落ち着いた行動は自主的なものでした。バスや地下鉄も出来うる限り動いて市民を助けていました。上から押し付けられなくても、しっかりした市政の下なら市民は自主的に行動できるものです。むやみに市民を脅かし煽る未熟な政策は共産圏か独裁国家だけにしてもらいたいです。

この市長、これを伏線として徐々に独裁的な政策を進めるんじゃないかと疑っています。10年単位の計画で進められている建築工事がいまだ続いているので活気があるように見えてはいますが、途中で立ち枯れし、70年代のような退廃した街に戻るのは時間の問題です。

市長配下にある警官を犯罪者扱いする現市長に嫌気が差したNY市の警官たちは大晦日に違反チケットを一枚も発行しなかったということです。前代未聞。

この市長になってから市内の乞食の数が倍増しています。黙って座っている乞食はまだしも、積極的にこちらにやって来て金をせびる浮浪者には困惑します。ある種の暴力です。連中は日本人と見ると「いいカモ」とばかりにせびりに来ます。この連中の8割ほどが本物の乞食ではなく非営利団体から送り込まれた似非乞食か、乞食を職業とする連中です。乞食を職業とする連中のボロ服ボロ靴は業務用で、哀れんで服や靴などを恵むと「靴はある。金をくれ」と怒る乞食もいるという笑い話まであります。つまり、ちゃんとした服も靴も家に帰ればあるのです。都会に乞食を増やすのは「恵まれない人を助ける」というインチキ政策を掲げ続けるためのレフティスト(民主党)の悪行。民主党は繁栄する市を皆ダメにしていきます。デトロイトもダメにしたし、ロスアンゼルスもサンフランシスコもダメにしたし、ダメになりかけたNYは一度はジュリアニ市長に助けられたけれど、民主党の市長がいままたダメししようとしています。