Love & Mercy観ました



1960年代、英国のグループサウンズに押されぎみであった米国に、独特のリズムとハーモニーを持ったグループが現れました。ビートルスのポールもそのサウンドに一目置いたといわれるビーチボーイズです。この作品はグループの作曲と編曲を担当していたブライアン・ウィルソンが華やかな成功の裏で苦悩する姿を描きます。ただし、描き方が陳腐です。上っ面を掬(すく)うようにして麻薬中毒と精神障害の症状を故意に混同させて描いているのはブライアンをかばうためかも知れません。精神医はあくまでも悪人、そしてブライアンの現在の奥様はまるでエンジェルのようにステキな女性に描かれています(笑)。でも「ブライアン、よかったね」と言いたくなる作品です。
60年代はポップスに夢中で音楽雑誌を読み漁って何でも知りたがった私でしたが70年以降は現実の中で生きることを余儀なくされ、ポップス界から疎くなりました。たまたま十数年前にロレツの回らない話し方をするブライアンをテレビでみて、卒中でも患ったのかと思いましたが、あれは強い精神安定剤のせいだったのだと今合点がいきました。。
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