ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

馬とテレパシー

動物好きな私は、街に出て犬をみると目を見て(歯を出さないようにして)ニコッとしてしまうのですが、すると殆どの犬が「おお友よ」ってな具合にホイホイ私の方に近づいてきたりするので飼い主には迷惑かも知れません。それから前を散歩している犬に後ろから「コッチ向いて、コッチ、コッチ」と心の中で念じて、何匹の犬が振り返ってくれるか試してみたりします。いまのところ反応が薄いので私のテレパシーは犬には通じないようです。

きょう偏頭痛専門医にいった帰り、バスに乗っていてセントラルパーク南を通った時、たくさんの馬車が停まっていました。そのなかで紫の飾りをつけたカッコイイ馬がいたので「コッチ向いて」とバスの中から念じたら、コッチを向いてくれました。残念ながら目隠しでさえぎられた馬は私を見ることができませんでした。

それで思い出したのが今度の旅でロデオを開催している柵で囲われた会場を通りかかった時のことです。車を停めて見物しました。立派な馬がたくさん集まっている柵に近づいて写真を撮ったのですが、その時、後ろ向きになっている栗毛馬に「写真とるからコッチ向いて」と念じたら、その栗毛ちゃん、ゆっくり振り返って私をみたのです。[左上がその写真]私が写真を撮り終わるとまた向きを戻して順番を待つ姿勢になりました。その時は勿論、偶然だと思ったのです。でも、きょうバスの中で念じたら、その馬も振り向いてくれたので、私のテレパシーは犬はダメでも馬に伝わるのかなぁと思ったりしました(笑)。