ペンシルバニア?

「時代遅れ」を書いたあと、ふと家にある古い分厚いTVセットに気がつきました。

最近はフラットスクリーンのモニターが街のあちこちに設置されるほど普及していますが、数年前までフラットTVは5000ドル前後しました。その後2000ドルほどまで下がり、現在は、いま調べたらセールで500ドル以下になっていました。

自宅のTVは相棒が20年以上前に購入したブラウン管型です[写真は似たようなTVをウェブから借りてきました]。いつまでも良く映るのでブランドをみてみたら東芝でした。あの頃、「日本製TV=優良」ということになっていましたっけ。
1、2年ほど前、ブラックボックスを取替えに来たケーブル会社の人が取り付け終わってから携帯で「...ペンシルバニアだよ...」と自社に伝えているのが聞こえました。ペンシルバニア州は田舎で古臭いという意味らしく(私は他州をそんな目でみたことありませんよ)私たちのTVのことを言っていたのです。ニューヨークのマンハッタン、それもキンキラキンのリンカーンセンター辺りに住んでいるくせにブラウン管型TVを置いていることを嘲笑していたのでしょう。私たち夫婦は「きれいに映るんだからいいんだよ」と別に気にしませんでした。このTVの寿命は私たちより長いかもしれません。日本の製品、素晴らしい!
[余談ですが、リンカーンセンターは昔からキンキラだったのではなく、一時は見捨てられたようなウェストサイドでした。十数年ほど前から勝手にキンキラになったのであって、私たちが好んで選んでキンキラに住んでるわけではありません]

これも余談ですが黒い電話機もあります。凶器になりそうな重たい電話機。昔はもっとしっかりして重たい電話機がありました。落としても落としても壊れないように作られていました。昔のAT&Tの電話機は電話会社が貸し出していたもので壊れないように造られていたのだと思います。消費者が買うようになってからチャチですぐ壊れる電話器になりました。そう言えば、今は何でも2年も経てば壊れますねぇ。保証期間は2年以内で、期間が切れた途端に壊れたりするものばかりになっています。