ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

寛骨臼蓋形成不全

っという診断をもらい、納得いたしました。

私、生まれつき臼蓋の湾曲が狭いため、動くたび摩擦が一部に偏り炎症が起こるのだそうです。形成不全な関節を66年間も動かしていれば炎症がおき、滑液包炎や骨嚢胞を生じるのも当たり前のようです。私の場合、臼蓋右側の形成不全が左側より酷いので右側に障害が早く始まったようです。
最初に診てもらったリューマチ専門医は筋肉強化のためのリハビリを処方するので勧められるがまま素直にリハビリに通っていましたが、その運動のため炎症が悪化、症状を酷くしてしまったようです。

実は、右股関節の痛みは15年ほど前から始まっていました。ただ当初は原因が分からず、暫くすれば痛みが和らいだこともあり、医者には行かずにいました。だんだん痛みが酷くなりだしたのが、2、3年前からで、その時医者選びの判断を間違ってリューマチ専門の医者に行きました。股関節専門医に行っていたら無駄なリハビリ運動をせずに済んだものと思います。リューマチ医は痛み止めを処方、筋肉を鍛えるリハビリも処方、勧められるままに真面目にリハビリに通ってブリッジなどをしたら激痛が走り、ヘルニアになってしまいました。いまだにヘルニア後の足の痺れが残り、歩くのに支障があります。
ヘルニアの後もまた腰のリハビリを処方されて、その後、歩けないほどの激痛に襲われました。リューマ門医はそこでようやく「骨嚢胞」であると診断しました。嚢胞の外科治療をしましたが痛みは取れず、リューマチ医はやっと「これはもう私の分野ではないから」といって股関節専門医を紹介してくれました。
その股関節専門医(B医師)が掲題の診断をしてくれたのです。B医師によると、このまま何もしないでいると関節が摩擦され続け痛みが酷くなるだけで、解決策は股関節置換手術だそうです。
相棒が両股関節置換手術をしています。現在は頻繁に行われている手術ですが、筋肉を切って骨に到達、そして大腿骨の頭部をゴキゴキ切り落とし、ケプラー製の人口骨を置換する手術です。あと何年生きるか分からん老婆にそんな手術は贅沢で、必要かなぁと思ったりします。しかし、歩けばヒョッコラヒョッコラびっこ引き、階段は一段一段両足揃えて上がり降り、買い物をするのも不自由な日々を送っているので、一応、6月上旬に手術の予約を入れました。