ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

血管探知機 Vein Viewer

採血をする人のことを何と呼ぶのでしょう。便宜上ここでは採血士としておきます。採血師の方がうさん臭くて面白いかな?
病院に行くたび思うのは、採血の仕方の下手な採血士が多いということです。病院の採血科で採血を専門としているはずなのに下手です。針を刺してからグニュグニュ針先を動かして血管を探るのは患者を実験動物扱いしているようで侮辱された気がします。こういう下手な採血士に共通する態度は「あれ、血管が見つからない」と困っていることが患者に見え見えなのでそれを隠そうとニヤニヤすることです。こちらの人は滅多にニヤニヤしないので、この場合気持悪くて不安にさせられます。時々、手っ取り早いので手の甲の血管から採血しようとする採血士もいます。彼ら彼女らの顔がインチキ師のように見えてきます。
昔は私も真面目に我慢していましたが、今はグニュグニュと探り始めると「痛い!」と叫ぶことにしています。痛くなくても叫びます。すると探るのを止めて針を引き抜き、別の血管を探します。探られたあとは真っ黒な痣になりますからホント止めて欲しいです。
今朝、相棒が採血をしたのですが、やはり下手くそな人に当たってしまったそうです。しかし、その採血士はまだ良心的で、血管の見つかり易い細い針に変えてくれたそうです。相棒が「なぜ始めから細い針を使わないのか」と質問したら高価だからという答えが返ってきたそうです。
最近、ライトを当てると血管が見える血管探知機、vein viewer装置が開発されたそうなので、それが早く普及することを願うばかりです。参考までに探知機のYouTubeをリンクします。
https://www.youtube.com/watch?v=OlsohMj_IVA