週末の映画2本

Land of Mine(2015)


デンマーク作品。「地雷」の映画は心苦しくなるので見たくないのが本音でした。しかし実話に基づいた話には引かれるものがあり、戦争直後に何が起こったのか知りたくもありました。
最初の画面から血まみれシーンが映し出され、真正面から殴っているカットのないカメラアングルはトリックとは思えず、弱虫の私は目を背けてしまいました。その後も、地雷がいつ爆発するかと最期まで心臓が縮まる思いで観ていました。
地雷、機雷、その他埋め隠された爆発物を直に手でまさぐりあてるという恐ろしい使命を強制された敗戦国の若いドイツ兵たちと彼等を指揮するデンマークの軍曹。ナチスの残酷さのために鬼にされた軍曹の心が人間に戻っていくのが救いです。戦争の複雑さを思い知らされる作品。

Elle


フランス作品。もっと大人向けに気の利いた推理作品となっていると期待していたのですが、まるで、作品の題材の一部にもなっているアニメと似たような低いレベルで、推理するには面白くもない限りです。ただ出てくる人物が不可解で、私は気分が悪くなりました。主演の60過ぎてもセクシーな往年の美女がみせるポーカーフェイスの巧みさは、こんな頭の迂曲した連中が普通の顔して自分の周りにいると示唆しているようです。