反省はしても後悔はしない

『人生にはいろいろあるよ。反省はしても後悔はしないこった』

YouTubeで日本の推理ドラマをみていたら、こんなセリフがありました。

最近、自分の若い頃の無知で未経験な言動がふっふっと思い出され、その度、『穴があったら入りたい』とはこういう気持かと思わせる、苦痛なほどの恥じ入りを感じることが度々あるのです。あまりに馬鹿で、それが自分であったことを打ち消したい気持になるのか、ガッとかグヮッとかいう唸り声が出てしまう私です。人間は死期が近づくと人生を振り返って、自分の馬鹿さ加減を思い出し、反省するようになっているのでしょうかしらん。

そして『反省はしても後悔はしない』という言葉に、ああ、そうか、と思ったのです。

後悔先に立たず。後で悔やみ続けてもどうしようもない。だから反省すること。反省してそこから何某らでも学ぶことなんだな、と思いました。ま、私が学んだことは自分がどれだけ馬鹿であったかということばかりなんですけど。馬鹿であることをヒシと認められるようになっただけでも学びの第一歩だと思います。

自分が馬鹿であることを知るのは苦しいです。特に私は、若い頃、自分は人より優れてる、と思いたい時期がありました。そしてそれを否定しなければならないことは、まるで死刑宣告のように恐ろしかったので、知ったかぶりをして自分を誤魔化していました。だから進歩がありませんでした。人の所為にしてはいけませんが、これは母親の育て方が大きく影響していたと思います。頭の悪い私は母の呪縛から脱皮することを知らず、それが自分の性格であると思い込んでいました。今やっと呪縛から解け始め、そしてすっかり解けたら、次に生まれ変わる時は猫になれるかも知れないです。