Dunkirk 観ました

最近は映画を観ても感想を書く気が起こらないことが多くなりました。更に老化でエネルギーがなくなり、ここへの書き込みもだんだん少なくなってきています。

いままでは観た作品全部ガムシャラに書いていましたが、これからは何か感じた時だけ書くようにします。先週金曜日Dunkirkを観ました。

Dunkirk

f:id:nykanjin:20170724095206j:plain

クリストファーノーラン監督の作品はいつも前評判が高いところがクセモノ。これもかなり高い評価を受けていました。私はInceptionで懲りているので、この作品も期待しないでいました。

確かにテクニックは良いのかもしれませんが、セリフが少ないためか戦闘シーンが私にはやや分かりにくかったです。兵士たちの目を通して描かれているため、兵士たちがどんなに苦しい思いをしたかは伝わってきますが、市民のストーリーが殆どないため、史実にある感動的なダンケルク市民の命を懸けた協力がこの作品ではそれほど私の胸に響いてきませんでした。ただ、ダンケルク市民の船主で父親役のMark Rylanceの抑えた演技が燻銀のように光ります。

ダンケルクの出来事を簡単に説明すると、第二次大戦中、ドイツ軍がフランスへ攻め込み、形勢不利になった英軍は兵士をダンケルクの港に避難させ、そこから40万の兵士を英国へ戻すことになったのです。しかし英国側は40万人もの兵士を運ぶ船が準備できず、ダンケルクの市民に船を出すように嘆願。ダンケルク市民がありったけの小舟で、弾丸降る中、約35万人もの兵士を運ぶのを助けたという話。市民も弾丸の犠牲になったそうです。

当時のフランス軍は第一次大戦での打撃が大きかったため士気が上がらず、第二次大戦ではドイツ軍にさっさと降伏してしまうような状況の中、フランス国民であるダンケルク市民が英国兵士を命を懸けて助けるというのは非常に感動的な話ではあります。