ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2016年末フランス南西部の旅(6)フォンドゴム洞窟壁画

この洞窟の英語ガイドのツアーを2カ月ぐらい前にウェブで予約しておきました。数ある小規模な洞窟の殆どは冬の間は閉まっていますが、この洞窟だけ開いていました。本物の洞窟の中で実物の壁画を見せてくれるというので少し期待してしまいましたが...。

入口は鼻の穴のように2つ洞穴が開いていて左はツアーの客の荷物置き場になっており、右が壁画のある洞窟の入口。思ったより短い洞窟で5分か10分ぐらいで見終わってしまいそう。ただガイドさんが説明してくれる時間を入れると30分ぐらいかかります。

明かりのない暗い洞窟で、ツアーのために薄明かりをちょっとだけ加える感じで壁画の殆どが良く見えませんでした。一番奥に絵の具の色がしっかり残っている黒牛の壁画がありました(カメラ禁止なのでここに貼った写真は借り物です)。少し狭い感じの洞窟で昼間でも暗かっただろうに、クロマニヨンたちはよく絵を描く気になったなぁとふと思いました。多分、当時は今と明かりも洞窟内の状態も違っていたのかも知れません。