ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2016年末フランス南西部の旅(7)ラスコー洞窟壁画

さて、今度の旅の主目的でもあるラスコーです。これも旅の2,3カ月前に英語ガイドツアーのチケットを買っておきました。朝早く出て11時のツアーに間に合うように着きました。

大きな近代的な美術館の中に入ると広いロビーは人でいっぱいです。チケット売り場には十数メートルではなく数十メートルの列ができていました。アンリャリャンリャン!?シーズンオフでもこの有様、これは大丈夫かな、とチト心配になりましたが、係の人に訊ねると、チケットのある人はツアーの入口で呼ばれるまで待って下さいと案内されました。混雑しているので15分ぐらい遅れてツアーが始まりました。
係から渡されたビデオ付のパッドを首からぶら下げ、耳にマイクロフォンを付けて歩きます。ビデオの説明とか写真などを見たあとラスコー2と呼ばれる本物と同じ形の洞窟と壁画の一部を復元した洞窟に入ります。(本物の洞窟はそこから少し離れた所にあり、洞窟の入口は見ることができますが洞窟内の一般公開は禁止となっています。)ラスコー2もカメラは禁止なので、この写真↓は借り物です。

その他にラスコー3というものもあり、このラスコー2より規模の小さい複写を世界各国に展示している複写ラスコー移動壁画のこと。左写真はボルドーの美術館にあったラスコーの移動壁画、つまりラスコー3の1つがありましたのでご参考までに貼ります。


そして最新の展示物↓がラスコー4
ラスコー2で見られなかった壁画の複写、ビデオその他が展示されているモダンなミュージアムのこと。私はへそ曲がりなので、壁画の展示はあまりモダンにしてもらいたくないです。ここはカメラOKです。


ラスコーの壁画はステキな黄色が主調である印象を受けました。とてもいい色だと思います。


しかし12,3歳頃にみたアルタミラのあの力強い筋肉隆々としたバイソンの赤茶色が強烈で忘れられない私です。