ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

朝はビーガン

今日の相棒の朝食:フルーツジュース、洋ナシ、黒豆、白ソラマメ、トマト、トースト。
ジュースはピンクフルーツジュース。洋ナシは皮ごとスライス。黒豆は塩味。白ソラマメも塩味。
トマトは小粒で緑のクマト(Kumato)。トーストはイタリアパンのチアバッタ。
トーストの代わりに大麦ご飯にすることもあります。大麦はプレスしたものでなく丸粒のままのものを使います。

肉を食べないので豆類を欠かさないように殆ど一日置きに煮豆の作り置きしています。使い古しの広口ビンを豆入れにして3,4種類ぐらいの乾物を保管しています。市販の広口ビンは案外高くて買うのがバカバカしい。
よく使う豆はヒヨコ豆。こちらではチックピーと呼んでます。これをペースト状にしてタヒニソース(練りゴマ)と混ぜてフムスという練りモノを作り置きすることもあります。市販のフムスは酢が多すぎて、その上防腐剤が入っているので、なるべく自家製にしています。チックピーの練りモノを使ったファラフルという揚げ物があります。以前はよく作りましたが、油を使うので最近は作らなくなりました。揚げ物はキッチンが汚れて、あとで壁を拭くのがこの老体には辛くなってきているのです。キドニービーンズ(赤くなったインゲン豆)も買い置きしてます。これはサラダに加えたりします。
ここからは余談のまた余談:
ビーガンからベジタリアン、そして今はペスコベジタリアンの私たち。以前は牛乳、卵、バターまで控え植物しか食さないビーガンを遵守し、相棒は鰹出汁なども避けるほど厳しくしていました。食べるものの選択肢がなくなった私は野菜だけでは空腹を治められず麺やパンなどを沢山食べてしまい、糖尿病を引き起こしそうになり、医者からパンを控えろと言われて「せ、先生、それじゃ食べるものがなくなる。鮭は食べていいですか?」と訊いたらビーガンを勧めた先生なのですが妥協して「鮭は食べていい」と言ってくれました。すると相棒も鮭を食べるようになり、それから動物性たんぱく質を海鮮食品から摂るペスコベジタリアンになりました。
相棒は動物性の油を避けるように心臓医から言われているので四つ足二本足の肉は食べないようにしています。私は幸い肉が嫌いなので一生食べなくても平気。肉の油のニオイが嫌なのです。特に気持悪くなるのが羊の肉。ヤギの乳で作ったチーズもダメ。吐気がしてきます。前世は羊だったのかしらん。共食い出来ない。共食いと言えば豚も、ベーコンを焼くニオイがダメです。余談から脱線までして失礼。