ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Cotswolds AONB への旅 -その2  オックスフォード

相棒はレンタカーで、慣れない右側運転と道の狭さにかなりのストレスがかかっていましたが何とかオックスフォードの町に着きました。朝着いたのでホテルの部屋はまだ出来ていなくて、荷物をホテルに預けて町を歩くことにしました。

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この朝は雨が降ったり止んだり。ホテルの向かい側がオックスフォード大の一部だったらしく、礼服を着た学生たちが何人も行きかっていました。

(写真は車の中から写した学生たち。右の男の子はハリポタみたい。)

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私たちはまず近くのカフェで朝食。食後のコーヒーを飲みながら雨降る外をみてました。左の写真はカフェの窓。バスが写り込んでいます。

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そして雨も小止みになったのでこの日行われている大学のボートレースを見に行きました。オックスフォードやケンブリッジの連中がテムズ川上流で競うレースです。→

レース場までの川沿いの小道は片側に森のような公園があり、小鳥がたくさん囀っていて、おとぎ話に出てくるような可愛らしい感じでした。

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多分イングリッシュロビンだと思うのですが、私たちが歩いている近くの木に止まって、どうにも可愛らしい声で囀り出したのです。何度もカメラを向けましたが、まったく逃げようとしません。まるで私たちのために囀ってくれているかのような錯覚に陥り嬉しくなりました。

 マグパイも多く飛んでいて、近くに下りてきてその美しい羽の色を楽しませてくれました。(マグパイは米国にもたくさんおり、ところによってはジャマもの扱いされていますが、私は美しい鳥だと思っています。)

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 この日はオックスフォード大のファイナルイグザムが終了したらしく、学生たちは無礼講なのか浮かれ騒いでいました。顔から服からカラフルなスプレーをかけられて平気で歩いていたり、シャンペンのボトルを片手に多分酔っているのか、服のまま川へジャンプする学生も何人かいました。

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←写真は服のまま川へ飛び込んだ男の子の一人。これで酔いが冷めたかも。

 

学生たちの浮かれ姿をあとに、川沿いを離れて町の中を歩いてみました。

デッドマンパスというステキな散歩道を通りました。武家屋敷の塀を彷彿させるような低い石塀とその渋い色が気に入りました。それから瀟洒な石造りの家の 石塀に直接花が咲いているのがとてもイイ感じでした。

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宿泊したホテルの部屋の窓からは惨めな屋根裏しか見えませんでした。狭くて使い辛い部屋なのにホテル代はNY並みに高かったです。冷房もあまり効かず窓を開けておきました。ま、一晩だけならこんな所でも仕方ない。フロントも特にデスクがなくて若い学生がアルバイトがてらに接客している感じ。こういうホテルは2度と使いたくないです。

下の写真はオックスフォードの町の一部。

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f:id:nykanjin:20180611101134j:plain←昔ながらの赤いポストが今もあるのが英国らしかった

です。

 

 

 

 

それから、思わず笑ってしまうこんなシーンがありました。

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オックスフォードの住人か大学生のデファイアンスでしょうか?

『自転車を置くな』という注意書のすぐ下に自転車を置いている。