ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

No Date, No Signature 観ました

No Date, No Signature

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イラン作品。(最初に「要らん」と出てきたので笑った)

医者が車で事故を起こし、その後の展開に医者の良心が絡まってくる作品。

人間は自己保守のため瞬時に正しい行動に出ない事があります。そして後で考えると、どうしてそんな行動に出たのか自分でも分からなくなることがあります。それが人命にかかわることになったり、家族の運命を変えてしまうようなことになったりしたら、「後の祭り」であっても少しでも償いたいと人は思うのでしょうか。

もう1つイランの作品で、見た後に人間社会というものについて深く考えさせられる佳作を思い出します。Separationです。また、イラン作品ではありませんが、同じ中東のベイルート作品 Insult も人間というものを考えさせる佳作です。イスラム教徒が色々な角度から人間社会に切り込んで人々に問いを投げかけ、考えることを促す作品を残しているようです。【イスラム教徒と過激派似非イスラム教徒(テロリスト)の違いを感じさせますが、この問題は簡単明白ではないので、ここでは省きます。】

ハリウッドでこのような作品が出来ないはのは、ハリウッド界が腐っているからでしょう。ビルクリントン政権の頃から民主党とハリウッドの癒着が始まり、オバマ政権においてもホワイトハウスにプロデューサーやら俳優やらハリウッド界諸々の連中の出入りが激しかった事実があります。腐敗したクリントンに交われば、朱に交われば赤くなるで、ハリウッドでも何でも腐敗してしまうのは当たり前。