明日はもう秋分の日。蒸し暑かったNY市もきのうあたりからフと涼しさが感じられる時期になりました。暑さ寒さも...か。
いまだに日本の日付で春分3/21、秋分9/23と思ってしまう私の頭ですが、日付変更線を越えない米国では1日差があり、春分3/20、秋分9/22であります。
ま、そんな人間の決めた数字などはどうでも、大きな自然の動きは淀みなく進んでいきます...なんだか方丈記みたいになってきた。
~淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし~
韻が心地よくて、現代でいうと志賀直哉の文みたいかな。
彼岸花、子供の頃、初めて見た時「あぁ、きれい!」と思ったのですが、「それ毒があるんだよ」という母のダミ声が聞こえてきて、急に恐ろしい花に見えたりしたものでした。
ま、何にでも裏表はあるものです。きれいに見えればそれでよし、毒々しく見えればそれもよし。
英語では「Red Spider Lily 赤蜘蛛ユリ」と呼ぶらしい。雄シベが蜘蛛の足のようです。