ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ロングアイランドでタイアの修理

先週パンクしたタイヤを持って土曜日にロングアイランドの修理工まで行ってきました。私たちはタイヤにキズが見当たらないのでウィールにキズがついたか歪んだかしているのだと思っていましたが、修理工に見てもらうとタイヤの奥まった部分に大きく切れ目が入っていてウィールは大丈夫ということでした。ウィールの修理になると出費が大きいのでタイヤで済んで不幸中の幸いでした。タイヤはすぐ直してもらえたので、私たちはそのままロングアイランド東に車を走らせました。

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そしてずいぶん長い間訪れていなかった南側の船着き場まで行ってみました。そこには綺麗なシーフードのレストランがあるのですがコロナ以前から長~い事閉まっていたのです。ところがそのレストランが開店していたので嬉しくなって、そこで少し早めの夕食をすることにしました。写真はレストラン内の窓から船着き場を見たところ。たくさんの白いカッコイイボートが浮かんでいます。

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前菜のシュリンプカクテルは大きくてとても美味しかったです。マンハッタンでは味わえない大きさと新鮮さです。

メインにはロブスターロールを注文したのですが、ここは「普通」と「目一杯詰め」のどちらか選べるようになっていました。もちろん「目一杯」詰めてもらいました。本場メイン州のロブスターぐらいに美味しかったです

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タイヤの修理も無事スムーズに済み、美味しいシーフードも食べられて、よい週末の1日でした。帰り雨に降られましたけど気になりませんでした。

CCPのヤクザな手段

中国」とか「中国人」とか表示すると共産主義に賛同しない中国人も含んでしまうし、人によっては台湾も含んでしまうかも知れないので、私はなるべくCCP(中国共産党)と表示して区別するようにしています。ただし、戦後、米軍が日本軍政府と日本国民を区別してくれましたが、日本軍を悪魔のようにされたのは皮肉でした。CCPの場合は悪魔なので正解です。

相棒が昨日Eメールしてくれた American Thinker紙 7月8日付の記事が CCPのあくどさを暴いています。自分たちの党が勝つためならどんな卑怯で悪質な手段でもとるヤクザな超限戦という戦略をとっています。よく日本のドラマで、窮地に陥った小企業の社長に金を貸し、その企業がダメになる状況に陥らせ、企業自体を乗っ取るヤクザの親分が描かれることがありますが、CCPはソレです。ヤクザそのものです。悪いことに規模が大きく、小企業の社長でなく小国のリーダーに金を貸すのです。そしてその国が二進(ニッチ)も三進(サッチ)も行かないように外部から締め付けて破産させ、国土を奪うという手段に出ます。

AT紙の記事ではモンテネグロという東欧の小国がそれをやられたとありました。この国のハイウェイ建設に資金を提供したのがCCP。但し、国土の一部を担保にさせられ、返済が少しでも期日を遅れると、その国土を乗っ取るという契約条件を押付けられて、コロナ禍で経済が低迷して返済不可能になり、国土を乗っ取られてしまったということです。CCPの「一帯一路」戦略でギリシャ、エクアドル、ケニアなども同様の被害に遭っているそうです。

これはまだ噂の域を出ないのですが、先日ハイチの大統領が暗殺されたのもCCPの仕業だとか。この大統領、CCPの罠にかからないし騙されないので邪魔になり暗殺したという噂です。

こういう話を聞くと、このコロナ騒動はCCPのでっち上げだとしか思えなくなります。最初の感染が事故であれ故意であれ、その後、ただの流感を「恐ろしいウィルス」として世界各国の経済を低迷させて金を貸してある国の国土を乗っ取るという超限戦略、知らないと大変です。

CCPの超限戦には目立たない方法もあるようで、気が付いたら米国のあちこちの広大な土地がCCPに買い漁られていたとか、日本も知らない内にかなりの国土が買収されているんだとか耳にしたことがあります。

なんでも不味いアメリカ(米国)

今日は奇しくも夕食の食材がすっかりなくなり、オリーブ油も無いため買物に行かねばなりませんでした。朝から雨模様の中、夕方小止みになったので急いで買物に出ようとしてビルの裏口のドアを開けた途端、ザアーッという豪雨の音が聞こえてきました。ガラガラゴォーという雷も伴ってます。数分待っていましたが止む気配はありません。歩いて15分ぐらいの店に行くつもりでしたが、びしょ濡れになるのも嫌だったので、歩いて1分の店に行きました。

しかし近い店にはよい魚もなく、仕方ないのでチーズの塊を数種とオリーブオイルのビンを買って帰りました。昨日作ったシーフードパエリャの残りがあるので、相棒にはそれとチーズボードで今夜は我慢してもらいます。幸いリンゴの買い置きはフジとデリシャスの2種類あるし、不味い洋ナシもあります(笑)。洋ナシはチーズと一緒に食べる時は不味くてもなんとかなるのです。

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ところで、こっちのリンゴは天然ワックスでなく人工ワックスがかかっています。店頭での保存を長くするためです。私の居た頃の日本ではそんなことはなかったのですが、今は日本のリンゴもそうなんでしょうか? 冷蔵庫のリンゴの皮をちょっと包丁で削いでみたら、こんなにワックスがとれました。これじゃ皮ごと食べるわけにはいきません。こんなもの買わされてる米国消費者って生産者からひどく馬鹿にされているもんですね。

数十年前、マスクメロンに似た味のハニードューメロンを日本の母に送ったら「不味くて食えん!アメリカの果物はもう送ってくれるな。輸入のワシントンリンゴも不味くて食えん!アメリカのものはなんでも不味い」と言われ、それもそうだと納得しました(笑)。

 

極楽の境地

親鸞聖人の仏教を学ぶと究極自分を知ることが出来、自分を知った時の境地が「無碍の一道」絶対の幸福というものだそうです。「絶対の幸福」とは相対的幸福と違い、なにものにも邪魔されない永遠の幸福、真の幸福だそうです。

私も勿論自分のことが分かっていません。知っているのは今までに生きて来た様子だけです。恥ずかしがり屋で怒りんぼで同情心が強くて自分勝手という相反する感情が沸き上がるのは性格と呼べるのか、ただその時の生体反応なのか、分かりません。つまり自分のことを知らないということです。

自分というものを知った時の境地が真の幸福だなんて考えもしませんでした。自分を知ったら嫌になるんじゃないかと思っていましたが、ここで言う「自分を知る」ということは「宇宙のすべてを知る」ということのようです。この世に生まれてきたことが何であるかを知ることが出来たら、すべての謎が解けたようになるのかも知れません。もし、そんな境地になって人生を終わったら、それこそ極楽というものですね。

小さくても頼りになるドーナッツタイア

日曜日が独立記念日で翌月曜日は振替休日。日曜日は特に何もせず月曜日に車でロングアイランドへ出かけました。車は9カ月ほどずっと使っていませんでしたのでバッテリーが上がっていることは分かっていました。それが心配でしたが、ガレージの人にチャージして貰って無事出発できました。

ロングアイランドの高速495号線は、あちこち継ぎ接ぎでポットホール(割れ目)も所々にあってガックンガックンしながら車を走らせていました。2度ほどガリ~ンと言う音がしましたが気にせずにポートジェファソンまで行きました。着いてからパーキングのあきを探してゆっくり車を回していたら、通りがかりの人が「タイヤがフラットだよ。もうリムまで来てる。危ないよ」と教えてくれました。相棒が降りて見ると、左前輪のタイヤがペッチャンコでした。

近くのメカに電話すると「明日まで車を置いていかないとダメ」と言われました。スペアタイアはないけれど緊急時に使うドーナッツタイアがあったので、それを使えば自宅まで帰ることは出来ると思い、AAAサービスに電話して取り付けに来てもらいました。とても親切なサービスの人が30分ぐらいで来てくれました。タイヤはまだ新しく、キズも見つからないので、ポットホールに落ちた時にウィールが凹んで隙間が出来、そこから空気が漏れているのではないかと推察します。

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ドーナッツタイヤは大きさも厚さも普通のタイアの半分ぐらいなので長く使うことはできませんが、緊急の時の短距離移動には小さくてもとても役に立ちます。

DOKODEMOは頼りにならず、eBayに変更したこと

去年DOKODEMO Worldというサービスを見つけて便利そうだったので日本の薬を注文したら、送付に4週間と表示してあったのに3か月近くかかりました。コロナ禍で遅れたことは分かりますが、それなら3か月かかる可能性も表示すべきです。その上、DOKODEMOは「何かあっても自分たちは無関係、販売業者と直接交渉しろ」というシステムになっていると知りました。何のための仲介業なんだろうと呆れました。あまりの無責任な態度に少々頭に来たのでDOKODEMOに入っているこの販売業者へは再注文しないことにしました。その後も毎日のようにDOKODEMOから宣伝メールが届くのですがジャンクメールに放り込んでやりました。😝

そして今度は eBay を通して同じ商品を別の業者から購入しました。やはり送付に4週間ぐらいかかると表示してあったけれど2週目には届きました。その上、eBay のシステムは無関係などとは言わず、業者との間をしっかり繋いでくれるシステムなので安心できました。[後記:実はeBayでも同様の問題が起きたので、今は使っていません。]

断られてラッキーだったこと

明日は独立記念日だと気が付きました。いつもなら花火でも見物しようかと思うところですが、今の米国の状態ではとても祝う気がありません。明日祝う人たちは全部共産主義支持者だと見做したい。

それで今夜は気分を晴らすために生バンドのあるレストランに行きましたが、予約なしでは入れないと言われました。それで相棒がすぐ先にあるスペイン料理屋を見つけたのでそこに入りました。聞き覚えのある名前のレストランで、20年か30年前に1度入ったことがあったと思い出しました。当時の印象をはっきり覚えていないのは心に残る程のことがなかったからだと思います。

今回は入った途端に、とても素敵な雰囲気だと思いました。以前と違うのはマネージメントが変わったからだろうと思います。ハーフティンバー風で木製の柱がツヤツヤして、白いテーブルクロスの上にクリーム色の花の花瓶が載せてありました。

ウェイターはスペイン語を話す南米人ではなく本国からのスペイン人でした。持ってきた品に私が「ガリシアのタコ料理よね」と言うと ウェイターは「シ、ポルポ アラ ガリェガ Si, pulpo a la gallega」と言ってから「一番美味しいタコ料理です」と誇り高く付け加えました。ホントに美味しかったです。そしてマンハッタンのどのレストランのメニューにもないホワイトアスパラガスがあったので嬉しくなって注文しました。メインでなく赤ピーマンとチーズ、蟹詰めマッシュルームなど前菜料理を4種類注文して凄く美味なサングリアと一緒に楽しみました。

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最後にコーヒーを頼んだのですが、いつもならミルク入りエスプレッソを「マキアート」と言って頼むのですが、それはイタリア語で、スペイン語なら「コルタード」だと気が付き、そう頼むとウェイターは「ハイ、コルタードですね」と当たり前のようにすぐ分かってくれました。数年前ガリシア地方を訪れた時に「コルタード」を覚えたのが役に立ちました。コルタードとは「4分の1」という意味でミルクが4分の1入っているということです。

生バンドが聴けても料理がNY風に平凡ならば、音楽はBGMでも本場に近いスペイン料理が楽しめる方がずっと良いので、負け惜しみでなく最初のレストランで断られてラッキーだったと思いました(笑)。