ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

中古物件の支障や故障 その5

⑤ 上水 逆浸透装置

「その1」で下水の話をしましたが、今日は上水、それも台所の飲料水のみのメンテをして貰いました。

最近、冷蔵庫の飲料水の出が悪くなっていました。数か月に1度フィルターを取り換える必要があるのです。相棒が新しいフィルターに取換えてくれましたが、大変なのはフィルターをなじませるため、飲む前に1ガロンの水を流さなければならないことです。ただ、このフィルターの取換えは自分たちで出来るのでサービスを呼ぶ必要がなくて助かります。

さて、引越してすぐ、キッチンの流し台の下にある複雑怪奇な器具に気が付いていたのですが、まるで機械室にあるような管やチューブがたくさん設置されていて、ババァの頭では何が何だか分からないので今まで無視、放置していました。しかし、1ヵ月ほど前から飲料用蛇口からの水の出が悪くなってきて、複雑怪奇な濾過用フィルターを取り換える必要があるのだろうと思いました。

それで複雑怪奇な器具についてウェブで調べてみたらRO(Reverse Osmosis 逆浸透)という濾過システムのようで 4~5管あるフィルターを取り換える必要があるようでした。昨日サービス会社に連絡したら翌日の今日すぐ来てくれてフィルター交換はすぐ終わり、次の交換は1年後ということでした。

余談ですが、この水道サービス会社の人が家全体の上水タンクをチェックした時に、私たちの家の水の使用量が一般の二人住まいの家の平均の4倍だと教えてくれました。水漏れでもあるのかと心配したのですが、水漏れはないとのことでした。「洗濯機を使っているか?」と訊かれたので「毎日使ってます」と伝えると「上に蓋がある古い型の洗濯機は多量の水を使うが、新しい型のものはその半分以下の水量で済む」と教えてくれました。洗濯機は古くてボロでドアの取っ手も壊れているのですが洗濯するのに問題がなく、少量でも洗濯機で洗うと手洗いせず済むので楽で嬉しくて毎日4回ぐらい使用してルンルンだったのです。が、これから気を付けようと思いました。有難い指摘で助かりました。

次はどんな問題がでてくるのかな。。。もうそろそろ支障や故障がなくなってくれてもいい頃だと思うんですけど。。。

 中古物件の支障や故障 その4

週明けから2日ほど州外へ出かけていて今日午後戻ってきました。今から「支障故障」の続きを書きます。

 

2度壊れたスプリンクラー

今度は表と裏庭のスプリンクラーが壊れました...と言うより、壊されました。続けて2度壊されました。多分、毎週来ている庭サービスの芝刈り機を使う人がスプリンクラーの上部を刈り取ってしまうのだと推察。最初に壊れた時は庭サービス会社の人たちが修理をしてくれたようでしたが、それからすぐまた裏庭のスプリンクラーの上部が壊れているのを相棒が発見しました。冬近くになりスプリンクラー用の水道を止めていたらしく水が舞い上がることはありませんでしたので、相棒が見回りをしなければ春まで気が付かずにいたかも知れません。

コミュニティ管理会社に連絡して週が明ける前に修理するよう依頼しました。しかし金曜土曜の間にサービス会社の人を派遣するのは無理だったようで、管理会社は急ぎ近所に住んでいる管理委員会の人に修理を頼んだようです。金曜日にやってきたその人は翌日道具を持って修理にきました。部品を替えたりして数時間取り組んでくれましたがコントロールパネルの設定がよく分からないためやはり月曜日にサービス会社からの人を待つことになりました。

月曜日朝一番でサービス会社の人がやって来てコントロールパネルを設定してくれ、スプリンクラーは作動するようになりました。さて、今度はどんな支障や故障が出てくるのでしょうか。

中古物件の支障や故障 その3

③照明 ― ランドリールーム

次にランドリールームの蛍光灯の電球が切れました。ここは天井も低いし、とてもシンプルな長方形のカバーで、今度こそ問題なく自分で取り換えられると思いました。

しかし、これまた古い電灯で、この手の48センチ蛍光灯は「電力を喰う蛍光灯で生産中止となり取り扱ってない」と電球専門店で言われました。でも「ホームデポならまだあるかも知れない」と言われたので行ってみると、10本入りのパックのみがあり、2本しか要らないのに仕方なくそれを購入しました。しかし取り付けて見ると電気が点きません。10本入りパックは返品しました。

ネットで調べるとどうもバラストと呼ばれる電子安定器(蛍光灯の放電を安定させる器具)が古いらしいのです。別の工具店で「安定器があってもなくても使える」というLED電球(棒型)を見付けて大喜びで帰ってきました。しかし、やはり電気は点かず、ぬか喜び。バラストの寿命が切れていたようです。

仕方なくまた電気屋さんに来てもらいました。驚くことに予約は2週間後しか空いてないということでした。やっときた電気屋さんから「バラストを取り換えなければならない」と言われました。そして電気屋さんがホームデポへ行くとバラストが高価だったので、バラストなしで使える別のLED電球を購入して取り付けてくれ、やっと点灯しました。

たかが「電球取換え」とは言え、何やら複雑怪奇で素人には分からないので、2回ともわざわざ電気屋さんを呼ばねばならなかったのがチト辛い所でした。

                          その4につづく

中古物件の支障や故障 その2

②照明器具 ― リビングルーム

これも前に書いたと思いますが、リビングの天井の羽根付照明の電球が切れたのです。これが余りに変わった形の照明カバーで、まず外し方が分かりませんでした。前の住人に訊くと「いままで一度も電球を取り換えたことがないので外し方は分からない」という答えでした😣。20年間一度も電球が切れなかったんか...。

天井なので高い梯子台を使いましたが、それでも上の方が見えず、アチコチ手で触って外す部分を手探りしました。何日も試みましたが埒が明かず、数週間放ったらかしにしておきました。その後、思いついて携帯で上の方の写真を撮り、やっと取り付けボルトが見えたのでカバーを外すことができました。

しかし次の問題は電球でした。とても小さい小指ほどの電球で今まで見たことがありませんでした。アマゾンにその電球があったので購入することはできましたが、取り付けて見ると電気が点きません。仕方なく電気技師というか電気屋さんを呼びましたがかなり古いシステムらしく電気屋さんもお手上げで「羽根の下の照明を取り換えるしかない」というのです。

そして電気屋さんはかなりシンプルな、悪く言えば安っぽい照明器具を取り付けてくれました。白い無地の曇りガラスのカップが3つ付いた照明で、いままで大きな1つカバーで隠れていた部分が露出して、その見苦しさに私は愕然としました。ただ電気屋さんには「あ、ありがとう…」と言っておきました。今の所マジックペンで白カップに色を塗ってシンプルさを多少誤魔化してありますが、インターネットカタログでもっと大きめの照明カップをいまだに探し続けています。

 

                         その3につづく

中古物件の支障や故障 その1

中古の一軒家に住むということは「色々支障故障が起こる」と覚悟はしていました。1月に越して来てから今日まで色々とありましたが、トライアルアンドエラー、失敗しながら学び少しずつ修理修正を試みています。故障した分野の知識がないと不要なものを購入したり、問題の原因を理解するのに時間がかかったり、最後にはプロのサービスが必要になったりと時間と費用がかかるものです。若い時にいろいろな分野、例えば電気器具、庭の機材、工具の扱い方などの知識を蓄えておけば老いてから役に立つと今再認識させられました。

①下水

前にも書いたかも知れませんが、引越してすぐ出くわしたのは「下水の臭い」です。それはそれは恐ろしい悪臭で、最初は下水装置に支障があるのかと不安になりました。この家は数か月空家にしていましたが、家を長期間使わずにいると、カバー(蓋)の役目をしていた下水管上部の水が乾燥してなくなり、下水から直接悪臭が家の中に上がってくるのだそうです。対策としては消臭のためにカルキを流し、そのあと水を流して管を水でカバーするようにすることだそうです。ランドリールーム、バスルームなどの排水口から臭いがしていたのですが、今はランドリーもバスも使っているので臭いの問題はなく、安堵しているところです。

                         その2につづく

やっと現場目撃

今朝は早く起きたので、朝風呂のあと、シマリスにあげるアーモンドを3粒、早目に赤岩の上に置いておきました。しばらくして、10時半ごろ朝食の準備をしながらフと窓の外を見たらシマリスがアーモンドをポリポリ食べてました。

以前シマリスが窓の外から室内をジッと覗いていたのは、やはり「餌くれ」という意味だったんだと確認でき安堵しました。

このシマリスは私がハミングバードの餌付けをするのをジッとみていたあの小リスだと思います。そして「小鳥に餌やるならこっちにも餌ちょうだい」と一所懸命態度で見せていたのでしょう。賢い小リスです。

 

 

濡れたアーモンド

昨日は一日中薄曇りでお日様も雲の陰、そして夜中は大雨になりました。今朝早く雨のあがった庭に出て、きのう赤岩に載せて置いたアーモンドをみてみました。雨に濡れた3粒がまだそのままありました。あとで新しい粒に変えてあげようとその時おもったのですが、すっかり忘れていました。

正午近くに遅い朝食の用意をしていたら、庭から戻って来た相棒が「アーモンドがなくなっている」と教えてくれました。あの雨に濡れたアーモンドを持って行ったか、とチョット可哀そうな気になりました。明日の朝は乾いたアーモンドを忘れないようにしよう。

午後すっかり晴れた空にリッチな雲がきれいでした。ゴルフコースの向こうの家々の木々も秋色になって私たちの目を楽しませてくれます。