ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

 LRP1

英国のサイエンスマガシン Nature Genetics 誌が最近発表したところによると『偏頭痛に深く関連した三種類の遺伝子が発見された』そうです。

その遺伝子は PRDM16, TRPM8, LRP1と呼ばれるもの。私にゃ何のことやらサッパリ分からんですが(笑)、PRDM16と TRPM8 は一般頭痛でなく特に偏頭痛に関係した遺伝子。その内 TRPM8は痛みを感じる遺伝子で、女性にのみ起こる偏頭痛に関連するものだそうです。LRP1は外部と脳内の化学物質通路に作用するもので、偏頭痛のアタックを誘発または抑制する神経作用に携わっているものと思われるそうです。つまり、偏頭痛持ちは、このLRP1が外部からの影響に反応して頭痛を引き起こすということらしいです。そうか、こいつか、この LRP1が私の人生後半を苦しめている張本人だったのか。とは言え、LRP1 なんて血の通わない名前がついていたんじゃ、怒るに怒れない(笑)。

私の頭痛は、頭痛の場所からみて、偏頭痛、緊張頭痛、群発頭痛の三つが同時に起こっていたような気もします。今はセロトニンのお蔭で吐き気を伴う物凄い痛みの偏頭痛が起きることは少ないですが、群発頭痛のように目玉の奥が圧迫されたようになることが多くなりました。