ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ニューヨークのクリスマスツリー

NYの街頭で売られているクリスマスツリーに対するPippinさんのご質問にお答えいたします。


1、その木は根っこ付きか? 

この写真でもお分かりと思いますが、街で売られているものには「根っこ」がついていません。郊外の植樹園に行くと鉢植えもあると思います。

2、どうやって持って帰る? 
売る人が全体に網を被せてまとめてくれます。二人で持てば運べますが、多分、あとでバンで配達してくれるのだと思います。

3、いくら? 
ニューヨークは何でも高いから、これが一般相場とは限りませんが、高さ1フット(30cm)単位10〜20ドル。だから5フィートぐらいの木だと50〜100ドル(5千円〜1万円)ぐらい。松科だけでなく杉科の木も売られているようで、形や質によって値段に差があるようです。

4、クリスマスが終わったらそれはどうなるのか?
捨てられます(悲)。本当にもったいないですが、季節のデコレーションとはそういいう運命にあるようです。ま、市で回収してリサイクルするのだとは思いますが。

悲壮な運命と言えば、ロックフェラーセンター(RC)のクリスマスツリーです。毎年、どこかの大きな形の良い木に白羽の矢が立てられます。そしてその立派な木は容赦なく切り取られ、RCへ運ばれ、デコレーションの照明が付けられます。昨日がその点灯式でした。きれいですが、私はいつも悲しい気持になります。日本人は木には精が宿っていると思うようですが、私もそれに近い気持があります。「日本昔話」の読み過ぎ(笑)。あの木も1ヶ月過ぎて職務を果たすとリサイクルされるのでしょう。